この記事の【目次】
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Syscoin(シスコイン)は、マーケットプレイスを提供する仮想通貨です。
ただ、ほとんどの人は「マーケットプレイス」と言われてもイメージが湧かないですよね?。
もしそうであれば、現在では知らない人はいないほど知名度が高くなっている「Amazon」や「楽天」を想像してもらえると、わかるでしょう。
それでは、分散型のマーケットプレイスを提供している仮想通貨「Syscoin」について、解説していきますね。
仮想通貨Syscoin(シスコイン)とは?
(合計 約40分の紹介動画。音声が出ます。)
Syscoin(シスコイン)はBlockchain Foundryによって開発され、2014年7月4日に公開されました。
Syscoinの通貨単位はSYSで、その発行上限は8億8800万枚です。
そして、Syscoinが最も力を入れているのは、分散型マーケットプレイスの完成と普及です。
その他にも、Syscoinには特徴的な特徴があるため、順に紹介していきます。
Syscoinウォレット機能
Syscoinには、公式のウォレット「Syscoin Blockmarket Wallet」があります。
このSyscoin Blockmarket Walletは、Syscoinの送受信はもちろん、アイテムの売買、取引履歴の管理、暗号化チャットなどの機能があります。
さらに、最先端の機能が提供され、セキュリティは万全と言われています。
もちろん、Windows版、Mac版両方に対応しているため、万人が使いやすいウォレットになっているのも、メリットですね。
エイリアス(ALIASES)機能
仮想通貨のウォレットアドレスは、とても文字数が長いという特徴があります。
そのため、コピーアンドペーストが不可能な処理を行う際に、とても不便な要因になっています。
Syscoinのエイリアス(ALIASES)機能とは、長い仮想通貨のアドレスを短く、簡単な文字列の置き換える、というものです。
暗記できるほど、シンプルにすることができるため、とても便利な機能ですね。
分散型マーケットプレイスの提供
Syscoinは、2017年9月12日から、中央管理者を置かない形のマーケットプレイスを提供しています。
このマーケットプレイスは中央管理者が存在しないため、分散型マーケットプレイスとも呼ばれています。
分散型マーケットプレイスでは、管理者の手数料が必要ないため、決済手数料が非常に安く、サーバーダウンなどを恐れる必要がありません。
また、ユーザー自らが「ネットショップ」を開くことで、なんとビットコインで家を売買することもできるそうです。
Amazonのマーケットプレイスに出品する際は、手数料が20%前後かかります。
Microsoft社との提携
Syscoinは2016年3月からMicrosoft社との提携を開始しました。
この提携により、SyscoinがMicrosoft Azureプラットフォームとして、提供され始めました。
有名なMicrosoftが、システムに利用しているということは、Syscoinが実用に耐えうるシステムを有している、とも言えますね。
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仮想通貨取引所での購入方法
Syscoin(SYS)は、Binance、Bittrex、Upbit、Poloniexなどいくつかの海外取引所に上場していますが、購入するなら、やはりSYS/BTCの取引量が圧倒的に多いBinanceがおすすめです。
ここでは、BinanceでのSYSの買い方について解説していきます。
Binanceのアカウントを作っていない場合は、以下の記事を参考にしてください。
参考:バイナンスコインとは?仮想通貨取引所Binanceが発行するBNBトークンの特徴や将来性を解説!
SYSの購入手順
Binanceは海外の取引所なので、直接日本円で購入することはできません。
なので、
- 予め日本の取引所でビットコインを購入
- それをBinanceに送金
- そのビットコインでSYSを購入
という手順で購入します。
バイナンスでは、ビットコインだけではなく、イーサリアムやBNBでもSYSを購入することができます。
バイナンスでのSYSの買い方
ここでは、バイナンスに既に購入のためのビットコインが入金されているものとして解説します。
- 画面上部の「Exchange」にマウスカーソルを当てて「Basic」を選択
- 画面右側の通貨ペア一覧で「BTC」を選択
- 「SYS/BTC」をクリック
→「Advanced」でも売買は可能です。
- 画面下の注文フォームに購入価格(レート)を入力
- 購入数量を入力
- 「Buy SYS」をクリック
「Buy SYS」をクリックすると、買い注文を出すことができますので、あとは約定するのを待ちましょう。
仮想通貨Syscoin(シスコイン)の将来性
Syscoin(シスコイン)は分散型マーケットプレイスを提供しています。
この提供により、ユーザー同士が自由に売買を行える「ネットショップ」の開設を可能にするのです。
さらに、Syscoinのシステムは、かの有名なMicrosoft社が取り入れています。
そんなSyscoinの将来性について、見ていきましょう。
ユーザーが個人的に使用できるSyscoin
Syscoinは、もともとは企業の参入を想定して開発されました。
具体的に言えば、デジタル署名技術を用いた証明書のやりとりをブロックチェーン上で行うなど、です。
ところが、Microsoft社との提携を境に、Syscoinは企業だけでなく、個人に対しても、様々なビジネスの場面での利用が期待できると言われています。
分散型マーケットプレイスは、ユーザー同士が自由に経済活動を行うことができる場です。
ただ、現段階ではSyscoinが知られているのは、ネットリテラシーが高いユーザーの間と言われています。
一般人にも認知され、知名度が広がると、Syscoinがますます飛躍していくことが予想されます。
法規制のリスク
分散型マーケットプレイスは、中央管理のない自由な取引を実現します。
ユーザー全員にとって便利、ということはそこに目をつける悪徳なユーザーもいます。
つまり、この分散型マーケットプレイスが、違法薬物売買の場など、犯罪に利用されるリスクがあるということです。
悪徳な使用が増え続けていくと、法規制を受けるかもしれません。
Binanceへの上場
Syscoinは有名な仮想通貨取引所のBinanceへすでに上場をしています。
有名なBinanceに上場しているか否かは、その仮想通貨の認知度に、かなり関わってきます。
すでにBinanceに上場しているSyscoinは、今後知名度が上がる可能性が高い、ということですね。
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