この記事の【目次】
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仮想通貨という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
実はこの仮想通貨、世界的には「暗号通貨」という呼び方が正しいです。
一度定着した名前を変えると混乱を招くため、日本のメディアなどでは未だに仮想通貨という呼び名を使用しているケースが多いです。
ビジネスインフィニティでは今後 暗号通貨と仮想通貨いう呼び名は同じ意味合いで使っていきます。
暗号通貨と法定通貨の違いを理解しよう!
暗号通貨を学ぶ前に、まずは法定通貨について再確認をしましょう。
法定通貨とは、日本の「円」、アメリカの「米ドル」、ヨーロッパの「ユーロ」など国(中央銀行)が発行している法で定められた通貨です。
国がお金と認めているからこそ、この法定通貨に信用性がつき様々な取引の場で用いられます。
これに対して、暗号通貨というものは、国(中央銀行)が介在しない通貨です。
このような国(中央銀行)が介在しないでも通貨の流通や運用を可能としているのは、ブロックチェーンと言う技術を使用しているからです。
参考:【図解】ブロックチェーンとは何かをわかりやすく解説。株式市場でも関連銘柄(本命)は大注目!
例えば、神宮寺モールという大型のショッピング施設があるとします。
そして、その神宮寺モールでは「円」以外にも「ジングーコイン」というコインがショッピングで利用できるという取決めがあるとします。
この場合においての「ジングーコイン」の存在がいわゆる暗号通貨です。
ジングーコインは、神宮寺モールでは「利用できる取り決め」になっているので、円と同様にお金として使えますが、一歩でも神宮寺モールの外に出れば、コーヒー1本すら購入することができません。
この様な説明をすると、小さな商店街の「共通お買いもの券」みたいなイメージが強くなってしまうかも知れませんが、ここからさらに流行することが予想されるのが暗号通貨の特徴です。
さて話は変わりますが、先ほどから登場しているこのジングーコイン。
この街に住んでいる多くの人から、この様な声が挙がりだしたらどうでしょうか?
「ジングーコインが神宮寺モールだけではなく、隣町の山上モールでも使えたら便利なのに…」
きっと神宮寺モールの責任者と山上モールの責任者が協議をし、両モールでジングーコインを共通利用出来るようになることでしょう。
この様に、暗号通貨というものは所有している人が多くなれば多くなるほど、利用できる場所もどんどん増えていき、その結果 凄まじい速度で流行をしていきます。
暗号通貨は「国境がないこと」が最大のメリット!
ジングーコインを例に説明した暗号通貨ですが、実際には「日本という狭い世界」で見るとあまり存在意義がありません。
なぜなら、日本には既に「円」という共通の法定通貨があるからです。
法定通貨があればそれで決済することができるのに、わざわざ新しい暗号通貨を利用するメリットはほとんどないですよね?
またそれどころか、「円」と「ジングーコイン」の両方を所有してもお財布の管理が面倒になるだけでしょう。
「だとすれば暗号通貨はやはり流行らないのでは?」と思うかも知れませんが、世界という基準で着目してみると一気に話が変わります。
法定通貨は「円」「米ドル」「ユーロ」など国ごとに違います。
例えば日本からハワイに旅行に行った際、現地でハンバーガーを購入するには「円」を事前に「米ドル」に両替しておく必要があります。
この様な為替の両替には、当然ながら手数料がかかったり、「円」から「米ドル」に変える際のレートと「米ドル」から「円」に戻す際のレートも違うため、法定通貨を両替するだけで損をしてしまいます。
また、金銭的な損失だけではなく、その都度 両替をしないといけないという手間もありますよね。
はい、あなたにももう理解してもらえたかも知れませんが、この様な「法定通貨特有のマイナスポイント」が暗号通貨には一切ないのです。
暗号通貨の基軸通貨であるビットコインを例に出すと、あなたが持っている1ビットコインは、日本でも1ビットコインとして、アメリカに行っても1ビットコインとして利用できます。
つまり、暗号通貨には国境がないのです。
暗号通貨は送金スピードにおいても法定通貨より優位
「暗号通貨に国境がないこと」は海外送金のスピードについてもポジティブな効果を発揮します。
法定通貨をベースに海外送金しようとした場合、どうしても国ごとの通貨変換が必要になる為、例えば日本からアメリカに資金を送金しようと思っても1週間などの時間(期間)を要します。
しかしながら、暗号通貨が海外送金に要する時間(期間)はほとんど0に等しいのです。
なぜ「法定通貨と暗号通貨の海外送金に要する時間」にこれほどまでの差が出るかというと、暗号通貨は全てが電子化(デジタル化)されているからです。
暗号通貨には「福沢諭吉の1万円札」「夏目漱石の千円札」「平等院鳳凰堂の10円玉」の様な目に見える物体が存在しません。
そう、全てがプログラムの中にしか存在しないデジタルな通貨なのです。
それにより、「24時間365日いつでも」「日本でも香港でもハワイでもアフリカでもインターネットがあればどこでも」利用することができるのです。
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明らかに便利な暗号通貨が日本で全く普及しない理由
暗号通貨は、法定通貨に比べて明らかに便利であり未来的な通貨です。
昔は存在しなかったスマホが今となっては当り前になっている様に、いづれ暗号通貨が当たり前の世の中が到来するのは間違いありません。
実際に、ホリエモンなどを代表する多くの有識者は、「暗号通貨の時代が来るのは当り前だ」とツイッターやYoutubeなどで2014年あたりから公言しています。
しかしながら、世界では当たり前に普及しつつある2017年現在においても、未だ日本では一部の有識者の間でしか普及していないのも隠すことができない事実です。
この様な「IT分野の最先端な事象」が日本で流行りづらいのは何も暗号通貨に限ったことではありません。
スマホの製造なども諸外国に大きな遅れをとってしまったせいで、今ではアメリカのiPhoneや韓国のGalaxyなど海外製品を使用している日本人がほとんどです。
またインドなどでは、ずいぶん前から小学校から義務教育としてプログラム教育に力を入れたりと、IT分野の重要性を国を挙げて認識していますが、日本では未だに高等教育においてすらプログラムの授業がほとんどない状況です。
暗号通貨においても、これと同じように単純に諸外国に遅れをとっているのが日本の現状なのです。
では、一体全体なぜ日本において暗号通貨が普及し辛いのでしょうか?
理由① : 日本人の国民性の問題
日本人の最大の特徴として「よく分らないもの」に対して「怪しい」と思考停止する傾向があることです。
インターネットが、流行しだした1990年代でも同じことが起きました。
多くの日本人が口をそろえて「インターネット?あれは怪しいよ… 危ないよ…」と言っていたのです。
その発言をしている人が、インターネットを完璧に理解している状態で発した言葉であれば全く問題ないのですが、当然そうではなく、この様な発言をしていた人は「よく分ってない人」ばかりです。
逆に、一部の先見の明を持つ有識者はインターネットの普及確実を早い段階から予測して、その時代からインターネット事業を開始しています。
先述したホリエモンがライブドアの前身であるオン・ザ・エッジを設立したのもちょうどこの時期です。(ホームページ制作会社として1996年4月に設立)
しかしながら、この様な未来を見られる日本人は世界基準で見ると非常に数が少なく、日本のIT産業はグローバルスタンダードからはかなりの遅れをとってしまいました。
先述した海外製スマホの流行や、ネットショッピングの代名詞がアメリカのアマゾンになっていることなどから、その遅れが今どう時代に反映されているかが見て取れるはずです。
日々使用しているパソコンのOSもWindowsかMacですし、使う検索エンジンもYahooやGoogleです。
流行しているLine、Facebook、TwitterといったSNSも全てが海外発ですね。
理由② : Mt.Gox事件のメディアからの影響
ニュースなどをよく見る人からすると、まだ記憶に新しい「世界最大の暗号通貨取引所マウントゴックス」の破たん。
これが原因で、せっかく日本でも普及しかけていたビットコインなどの暗号通貨の勢いに歯止めがかかったのも事実です。
しかし実を言うと、このマウントゴックスの破たん問題で暗号通貨の普及に歯止めがかかったのは日本くらいのものでした。
それはなぜかというと、メディアなどの煽りもあり、この破たん問題の実態は「よく分ってない」にも関わらず、「なんとなく怪しい」という気持ちだけが日本中に広まっていったからなのです。
大量のビットコイン長者が生れている中国などでは、このマウントゴックス事件で大量の暗号通貨が値下がりした時期こそ、ビットコインやイーサリアム、リップルなどの有名暗号通貨に対する最大の参入時期として考えた人が多いと聞きます。
実際に、マウントゴックスというのは沢山あるビットコインの両替所の一つであり、法定通貨の取引でいえば「円」から「米ドル」への両替を行っている三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行などと同じ様なものです。
例え、みずほ銀行が社長の不祥事で倒産したからといって、みずほ銀行が両替で扱っていた通貨の「円」が怪しいわけではないということは誰もが簡単に分かる話だと思います。
同様に、暗号通貨の両替所であるマウントゴックスが破たんしたからといって、そこで取引されている「ビットコイン」などの通貨がどうこうという問題ではないのです。
理由③ : 日本人の生活環境において暗号通貨の必要性があまり感じられない
これを言うと違和感を感じる人も多いかも知れませんが、未だに日本という国は世界各国と比べるとあまりにも恵まれた国です。
例えば、日本人で銀行の口座を1つも持ってない人はいるでしょうか?
恐らく一定の年齢を超えれば、ほとんどいないでしょう。
- 会社の給料は銀行口座に入金され、自分の財布のお金が足りなくなればコンビニなどでいつでもお金をおろせる。
- 東京に住んでいる人が、田舎の両親から仕送りを頼まれれば、銀行のATMなどでその日中に振込みができる。
- クレジットカードで買い物すれば、翌月に自動的に銀行口座から勝手にお金が引き落としされる。
これは、日本においてはごく当り前の常識です。
しかし、実はこの「日本の常識」は世界にとっては全くもって非常識なのです。
例えば、アメリカのニューヨークATMからロサンゼルスの支店にある両親の口座までお金を振込みしようと思ったら、大よそ5日~1週間の期間が必要になります。
振込手数料も日本では0円~数百円が当たり前ですが、アメリカの上記の例で言えば数千円が間違いなくかかります。
また、発展途上国であれば、そもそも銀行口座を持っている人のほうが少なかったりします。
その様な国々の人にとっては、ちょっとしたお金のやり取りをするだけで、送金代行会社に都度 振込みを依頼をしたり、交通機関を利用して直接会いに行ってお金を渡す必要があります。
つまり、日本以外の国々からするとこの暗号通貨というものは、喉から手が出るほど求めていた画期的な仕組みなのです。
暗号通貨が近い将来に当たり前の存在になることは必至
日本に住んでいるとその必要性を感じられにくい暗号通貨ですが、海外に住んでいたり海外とビジネスなどでやり取りをする人などからすると、もはや この暗号通貨の存在は無視できるものではなくなってきました。
それどころか、Lineをしていないと友達とのやり取りが不便なのと同じように、暗号通貨を持っていないと生活が不便になる時代が近々やってくるでしょう。
その様な、これから間違いなく流行する暗号通貨だからこそ、今現在 投資先としても先行者メリットが存分にあります。
ビジネスインフィニティのコンテンツで、しっかりと暗号通貨について学習をし、「よく分らないから怪しい」という日本人特有の思考を一旦捨て、先見の明を持ったビジネスマンを目指していきましょう!
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