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バイナンスが、フェイスブックの「リブラ」に類似した独自仮想通貨ヴィーナス(Venus)を発表しました!
バイナンスはヴィーナスを「独自地域版のリブラ」と称しており、リブラに類似した仮想通貨であることを示唆しています。
リブラの意味は天秤座でヴィーナスは金星なので名称でも宇宙の関連性がありますね。
ここではバイナンスが発表した独自の仮想通貨ヴィーナス(Venus)について説明していきます。
なお、こちらはYouTubeでも詳しく解説していますので、是非、ご覧下さい。
仮想通貨ヴィーナス(Venus)とは?
バイナンスの公式発表によると、ヴィーナスは、各国における法定通貨にペグする地域のステーブルコインを開発する士業になるということです。
プロジェクト開始の理由としては、以下の3点が挙げられています。
- バイナンスはグローバルで顧客のネットワークと規制コンプライアンス制度を確立した。
- 独自の「バイナンスチェーン」でBTCとGBPのステーブルコインを発行し、安定したネットワークを提供しており、送金速度が銀行に匹敵する。
- 世界経済の寡占状態を分散化し、途上国における金融包摂を実現する。
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ヴィーナス(Venus)はリブラに類似した仮想通貨
バイナンス側は、ヴィーナスの技術を提供し政府や企業などをプロジェクトの協力対象として、『オープンな連盟整体共同体』を構築することを目標に掲げています。
今後、米国や韓国などで地域版リブラを開発することを想定したバイナンスは、法的規制などの整備について各国の政府に対し、以下のように提議しています。
- 将来の金融体系におけるブロックチェーンと仮想通貨の戦略的地位を確立する。
- 一定の範囲内で、サンドボックス制度を設け、仮想通貨の決済サービスを試行する。
- 民間企業が仮想通貨ステーブルコインを発行し、クロスボーダーの決済システムを開発することを許可する。
リブラに類似した通貨の発行を目指すとしたバイナンスですが、バイナンスの理念は仮想通貨の利用普及とユーザーベースにあり、バイナンスCEOのCZ氏もリブラのエコシステムを反対しないと言及しており、フェイスブック社が主導する仮想通貨リブラについて、リブラ協会に参加する可能性も示唆しています。
バイナンスとヴィーナス(Venus)の展望
ヴィーナス(Venus)のホワイトペーパーはまだ発表されていません。
しかし、バイナンスは公式発表の中で、同社が「すでに様々な大陸の様々な地域でグローバルなネットワークを構築していること」や「独自のブロックチェーンでステーブルコインの取引サービスを提供していること」のほか「送金速度も銀行と同じレベルにまで達していること」などを説明しています。
バイナンスはこれまでにも世界各国の規制を遵守しつつサービスを拡大してきており、現在はバイナンスウガンダ、バイナンスジャージー、バイナンスシンガポールを立ち上げており、今後はBinance USが正式に立ち上げられることが決定しています。
また、独自のブロックチェーンであるBinance Chainも立ち上げ、ビットコインベースのステーブルコインと、英ポンドをベースとしたステーブルコインも発行しています。
このような既存のサービスを活用していくことによってヴィーナス(Venus)プロジェクトはより魅力的なサービスを展開していくことになりそうです。
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