この記事の【目次】
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リップルによるSWELLカンファレンスが、10月16日から18日まで、カナダのオンタリオ州にあるトロントで開催されますね!
8月25日に謎のカウントダウンの後に公式ホームページで公開された内容には、ベン・バーナンキ氏やティム・バーナーズ・リー氏などの2人の大物の名前も発表されていたため、楽しみにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、逆に、カウントダウンで肩すかしを食らったので…と、
あまり期待してない方もいると思います。
そのような想いも全て、10月16日から行われるSWELLカンファレンスで結果が出ます。
今回は、SWELLカンファレンスを直前に控え、9月12日に発表されたアジェンダについて徹底解説していこうと思います!
また、リップルもSwiftも、あれだけ話題になったにも関わらず、関係性については未だ何の発表や発言もありません。
その件についても色々、憶測や意見が出回っていますので、考察していきたいと思います。
SWELL(スウェル)のアジェンダを徹底解説
SWELLカンファレンスんついては、リップルの代表「ブラッド・ガーリングハウス」氏も「SWELLカンファレンスでは大きな発表がある!」と発言をしています!
それでは、SWELLカンファレンスのアジェンダについて解説していこうと思います。
開催日は、2017/10/16日~2017/10/18で、カナダ オンタリオ州 トロントのAirship37で行われます。
その他、アジェンダには以下のような内容が記載されています。
- スピーカーと参加者
- スケジュール
- SWELL参加についてのQ&A
- 招待状のリクエスト
スピーカーと参加者については、後ほど詳しく説明していこうと思いますが、スケジュールについては、午前中はプライベートミーティングとなっており、午後から総勢32名の金融事業関係、決済事業関係、財務責任者、ブロックチェーン業界などの著名人による発言の場が設けられます。
また、SWELLカンファレンスは無料で参加できますが、参加するためには、SWELLカンファレンスのアジェンダのサイトから招待状を事前に申し込む必要があるとのことです。
スピーカーと参加者を紹介
アジェンダの内容の中で、一番気になるのがスピーカーと参加者についてでしょう。
アジェンダには、総勢32名のそうそうたるメンバーが公開されています!
ここでは、特に気にしておく必要がある人物を4名紹介していきたいと思います。
ベン・バーナンキ(DR. BEN BERNANKE)氏
まず、1人目が初日(16日)の最初のセッションで講演するベン・バーナンキ氏です。
ベン・バーナンキ氏は、アメリカ合衆国の経済学者で、2006年から2014年まで連邦準備制度理事会(FRB)の議長を務めました!
「不景気を克服するためには、ヘリコプターからお金をバラまいて、地上にたくさんのお金を溢れ返させればよい」という発言をしたこともあり、景気をよくするためには、大胆な量的緩和策を推進するのが良いという考え方の持ち主で、「ヘリコプター・ベン」という異名を持っています。
講演の内容については明らかになっていませんが、「クリントン大統領」「オバマ大統領」の下で、国家経済評議会長と国家経済顧問を担当していたジーン・スパーリング氏がインタビューをするとのことです。
ティム・バーナーズ=リー(SIR TIM BERNERS-LEE)氏
2人目が2日目(17日)の最初のセッションで講演するティム・バーナーズ=リー氏です。
ティム・バーナーズ=リー氏は、インターネットの世界「WWW(World Wide Web)」を考案しました!
URL、HTTP、HTMLの初期設計についても、ティム・バーナーズ=リー氏によって行われましたし、WWWで使用される様々な技術の標準化をすすめるWorld Wide Web Consortium(W3C)の設立者でもあります。
「技術の未来に向けて」というタイトルで「Webをどのように考え、開発してきたのか」「Webの今後の展開はどのようになっていくのか」ということについて講演があるとのことが発表されていますね。
現世界では、インターネットは生活には必須のものとなっています。。
そのインターネットを作ったと言っても良いティム・バーナーズ=リー氏が、このような暗号通貨業界の公式な場で話をするということは、リップルにとってだけではなく、非常に貴重な講演になることは間違いないでしょう。
ヴィタリック・ブテリン(VITALIK BUTERIN)氏
3人目は、2日目(17日)の最後のセッションに登場するヴィタリック・ブテリン氏です。
ヴィタリック・ブテリンのSWELLカンファレンス参加については、驚きました。
そうです。
ヴィタリック・ブテリン氏は、イーサリアムの創設者ですね!
講演の内容は、ブロックチェーンの未来について語ることになっています。
確かに、ブロックチェーンの未来について語るにとっては申し分ない人物ではありますが、リップル社のカンファレンスに参加するとは思っていませんでした。
間違いなく、サプライズゲストの一員でしょう!
余談になってしまいますが、ヴィタリック・ブテリン氏は「過去にリップル社に就職しようとしたことがあったが、VISAの申請が通らなかったため、就職をあきらめた」との噂も以前、ありましたね。
本当なのかどうかは定かではありませんが…
沖田 貴史 氏
最後の4人目は、沖田 貴史 氏です。
沖田 貴史氏は、SBI Ripple Asiaの代表を務めている方です。
SBIと言えば、日本では先日SBIバーチャルカレンシーズの口座開設先行予約の受付が開始されましたね。
日本で「SBI」に期待して、リップルを長期保有している方もたくさんいるかと思います。
そういう意味でも、沖田氏がどのような発言をしていくのかも注目しておきたいですね!
その他にもUAEエクスチェンジやMUFG、Hyperledgerプロジェクトの理事などが参加予定となっています。
そのようなそうそうたるメンバーの発言からリップル(SWELL)の今後いついてどのようなポジティブ要素が発表されるのか、非常に楽しみです!
Hyperledgerプロジェクトについては、以下の記事で説明していますので、参考にしてください。
参考:仮想通貨は生体認証セキュリティで守る!日立やMUFJが参加するブロックチェーンPRJ「Hyperledger」に採用
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リップルがSwift(スウィフト)国際会議と同日同場所で開催する意味とは?
カウントダウンの時に噂されていた「SWELL = SWIFT + RIPPLE」ではないのか、という話についてまだ決着がついてないのではないか?
と思っている方も多いと思います。
確かに、あれだけ噂になったにも関わらず、リップルからもスウィフトからも何の発言や発表はありません。
カウントダウン当時の噂については、以下の記事に詳細を載せています。
参考:リップルがSwell(スウェル)を発表!詳細はトロントで開催される会議「未来はここにある」で紹介。
そのため、SWELLカンファレンス直前になっても、インターネットでは様々な意見が飛び交っています。
- リップルとSWIFTのサプライズ締結が発表される
- リップルとSWIFTがライバル企業として注目させている
なぜ、このような全く正反対の噂が飛び交っているかというと…
今回、リップルによるSWELLカンファレンスは、10/16から10/18にトロントで開催されますが、SWIFTが例年行っている国際会議Sibosカンファレンスも10/16から10/19の間、トロントで開催されます。
SWIFTのSibosカンファレンスとは、金融サービスの動向とSWIFTコミュニティーの今後について検討する場として毎年開催されている国際イベントのことです。
また、日付と都市だけではなく、SWELLカンファレンスが開催されるAirship37は、SWIFT国際会議Sibosカンファレンスが行われるメトロ・トロント・コンベンションセンターから車で10分という近さです…
確かに、偶然とは思いにくいですね。
カウントダウンの時に噂されていたとおり、リップルにはSWIFT関係者もたくさんいますので、両社同時に発表なんてサプライズがあってもおかしくはありません。
また逆に、リップルもSWIFTもどちらも国際送金をサービスを提供していますので、お互いの技術を脅威と感じている可能性も否定できません。
そのため、喧嘩と言うわけではありませんが、お互い「ライバルとしての同時開催」という話題作りのためのマーケティングということも考えられます。
カウントダウンなどのマーケティング戦略を捻ってくるリップルであれば、どちらの可能性も十分にあり得ることでしょう。
どちらにせよ、10月16日の発表が楽しみであるのは、間違いありませんね。
注目しておきましょう!
SWELLカンファレンスの結果紹介【10/20 追記】
(11分41秒 の紹介動画。音声が出ます。)
上記動画に、SWELLカンファレンスの結果をまとめてますので、参考にしてください。
サプライズとして、ビルゲイツ財団との連携の話があり、一時的にリップルの価格が高騰するという場面もありました。
ただ、前述したSWIFTとの連携はありませんでした。
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