この記事の【目次】
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仮想通貨ネム(NEM)の「カタパルトマイグレーション委員会」がカタパルト移行にあたっての最新情報を発表しました。
中でも審議に注目が集まっている「オプトインまたはオプトアウト」「ローンチ後のオプトイン・プロセス」「マルチシグアカウント」については、ウェブ上で一般ユーザーが意見を募集しています。
9月15日に「マイグレーション委員会コミュニティアップデート1」が公開された後、コミュニティからは多くの意見やアイデアが提出され、特に多額の投資を行っているスーパーノード保有者がディスカッションを行っています。
その結果、NEM(ネム)のチームの提案についての改善が行われています。
以前発表があったカタパルトトークン(Catapult)の上場計画はこちらの記事を参考にして下さい。
参考:NEM(ネム)カタパルトトークン(Catapult)の受け取り方法と上場計画。Zaifが付与を発表でXEMが高騰中!
NEM(ネム)カタパルトの最新情報
スーパーノード保有者がディスカッションを行った結果、ネム(NEM)のチームの提案について改善が行われています。
しかし、これらはまだコミュニティからのフィードバックを待っている状態です。
スーパーノード保有者による推奨事項は次のようになっています。
ネットワークとチェーンの数
ブロックチェーンの数は新旧、2つを推奨する。
技術的なアップグレードを行い、カタパルト移行後も1つのチェーンに統一することを望む意見もあるが、それは不可能だと認めてもらうしかない。
トークン名とティッカー
トークン名は新旧、2つのトークンを持つことになる。
新たな名前はまだ確定されていない。
「XEM」というティッカーを残したまま、「Catapult」を使うことを好む声が多い。
データ移行
XEMの残高、マルチシグ・コンフィグ、ルートネームスペースを移行する。
移行方法は3つあるが、投票で最も良いアプローチとして選ばれたのはトークンアロケーションオプトインだった。
トークン供給
90億NIS1に対して、90億カタパルトを供給で変更なし。
トークン割り当て率は、1 NIS1対1カタパルト。
新ネットワーク起動について
方法としては、トークン・アロケーションを推奨する。
現行のXEMを保持したまま、同量のカタパルト・トークンを受け取る。
これに関しては、既存のNEMブロックチェーンであるNIS1上のトークンは消失せず、トークンを拒絶する権利が付与されないフル・スナップショットは行わないことを推奨する。
スーパーノードグループは、アクションなしで新トークンを受け取れるが、オプトアウトもできることを好んでいる。
この件については、コミュニティから意見を募集中。
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ウェブ上で一般ユーザーの意見を募集
このように、カタパルトは既存のネットワークとは全く異なる、新しいブロックチェーンとしてローンチされることが確認できます。
また、NIS1トークン所有者をカタパルトのブロック0時点でのトークン配布に含める、あるいはブロック0時点では含めず、将来に定められた時間枠内の、特定の時点でトークン配布を行う機能を設けることが提案されています。
この機能のためには、カタパルトと既存のNIS1を並行して実行する必要があり、その場合様々なNEMプロジェクトが新しいチェーンに移行する時点を選択することも可能になります。
ユーザーが、カタパルトのローンチ前に「オプトイン」、つまり参加する意思を表明する必要があるのかどうか?
自動で付与されるが「オプトアウト」、つまり参加しないことを選択することもできるかについてや、マルチシグ・コンフィグレーションについては、まだ議論が進行中であり、ネム財団のフォーラム上では、一般ユーザーからの意見を募集しています。
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