この記事の【目次】
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MyEtherWallet(マイイーサウォレット)がバージョンアップされました。
バージョンアップされたMyEtherWalletはMEWconnect(マイイーサウォレットコネクト)と連携させてウォレットを管理します。
簡単に紹介するとMyEtherWallet(マイイーサウォレット)のアプリ版だと思ってもらえるといいと思います。
MEWconnectを使うことで、マイイーサウォレットをハードウェアウォレットのように利用することができます。
ここではMEWconnectの使い方やダウンロード方法、初期設定などの登録から送金手順までの使い方を紹介。
また、バージョンアップされたMyEtherWallet(マイイーサウォレット)の使い方についても解説していきます。
【追記】
マイイーサウォレットはアップデートされ仕様が変更されています。
アップデートされる前のマイイーサウォレットの使い方についてはこちらの記事をご確認下さい。
なお、こちらはYouTubeで2本の動画に分けて詳しく解説していますので、是非、ご覧下さい。
MEWconnect(マイイーサウォレットコネクト)androidとappのダウンロードと設定方法について解説!【2019年2月仮想通貨ニュース22】
MEWconnect(マイイーサウォレットコネクト)の送金方法!MyEtherWallet(マイイーサ ウォレット)との連携についても徹底解説【2019年2月仮想通貨ニュース23】
MEWconnectで出来ること
- ウォレットの新規作成
- ETH、及びトークン残高表示
- PC版MEWconnectアクセスのための秘密鍵の役割
現段階ではアプリから送金はできませんがアプリでPC版MEWconnectに接続して送金することが可能です。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)の登録方法
まず、MyEtherWalletの登録方法を説明していきます。
日本語表示もできますので、まず日本語表示に切り替えてから登録するといいでしょう。
それでは実際に登録しますので、公式サイトを表示してください。
ウォレットの新規作成
- ドロップダウンリストで「日本語」を選択
- 「ウォレットの新規作成」をクリック
MEWconnectのダウンロード
マイイーサウォレットに安全にアクセスする方法として、MEWconnectがリリースされました。
バーションアップされたマイイーサウォレットはMEWconnectとの連携が必要になります。
MEWconnectはモバイルアプリなので、はじめにアプリをダウンロードする必要があります。
iosとandroidどちらも対応していますが、今回はios版で紹介していきます。
- 「MEWconnect」をクリック(最初に選択されています)
- IOSかAndroidかどちらからをクリックしてアプリをダウンロードします
→「スキャンしてダウンロード」からでも可能です。
EWconnectの初期設定
ダウンロードが完了したら、初期設定をしてウォレットを作成します。
【CREATE NEW WALLET】をタップして次に進みます。
青いところにパスワードを入力します。
パスワードは長くて複雑なものをお勧めします。
忘れないようにメモを残しておきましょう。
パスワードを入力すると、画面右上の【Next】が青くなるので、タップして次へ進みます。
確認のために、もう一度パスワードを入力します。
【Next】をタップして次へ進みます。
【START USING MEWCONNET】ボタンが表示されるのでタップします。
これで初期設定が完了して、ウォレットが作成されました。
バックアップ
ウォレットを作成したら次にバックアップを取っておきましょう。
画面正面の【BACK UP】をタップします。
【BACK UP NOW】をタップして次へ進みます。
リカバリーフレーズを書き留める準備をします。
リカバリーフレーズはバックアップをする時に利用するものです。
書き留めるための紙とペンを用意して下さい。
準備できたら【START】をタップします。
パスワードを求められますので、初期設定で作成したパスワードを入力して次へ進みます。
24個の単語が表示されます。
ここに表示された24個の単語がリカバリーフレーズになります。
少し面倒ですが、重要なものなので全てメモを取ってください。
ちなみにスクリーンショットを撮ると注意書きが表示されます。
メモを取ったら画面右上にある【Next】をタップして次へ進みます。
単語を控えて次に進むといくつかの単語が表示されます。
答え合わせのような感じです。
「Select word #3」は、3番の欄にあった単語は何だったか?ということなので、3番の欄にあった単語をタップします。
選択して行くと青くなるので、残りも同じように選択します。
全て選択し、全部正解なら画面右上の【Finish】の色が青になるので、タップしてバックアップを完了します。
もし、1つでも間違いがあると【Finish】をタップすることはできないので、その場合は、もう一度確認してみてください。
これでウォレットがバックアップされました。
あとは【DONE】をタップしてウォレット画面に戻ります。
以上がバックアップの流れです。
大切な資産を失わないように、リカバリーフレーズは必ず大切に保管して下さい。
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MEWconnectへの入金
MEWconnectアプリを開きます。
ウォレットアドレスの横にあるQRコードをタップします。
RQコードが表示されます。
次に【SHARE】をタップします。
メニューが表示されるので【Copy】をタップして、アドレスをコピーします。
あとは送金元の取引所やウォレットへ移動して送金手続きを行って完了です。
MEWconnectからの送金
MEWconnecはウォレットという名前ですが、実は単体では送金が出来ません。
なのでMyEtherWallet(マイイーサウォレット)に接続して送金する必要があります。
まず、MyEtherWalletを開きます。
マイウォレットへアクセスを選択します。
次にMEWconnectを選択します。
するとQRコードが出てきますので、このQRコードをMEWconnectアプリからスキャンして、マイイーサウォレットに接続します。
【SCAN TO CONNECT】をタップします。
QRコードを読み込むカメラが立ち上がるのでQRコードをスキャンします。
成功すると画像のように青くなります。
そして同時にWeb上のマイイーサウォレットにもログインが完了します。
あとは必要事項を入力していきます。
送付数量と送金先アドレスを入力して、【トランザクションを送る】をクリックします。
するとMEWconnect側で送金許可の画面に切り替わります。
送付先アドレスと送付数量を確認し、問題なければチェックを付けます。
【CONFIRM】をタップします。
MEWconnectのパスワードを入力します。
上記画面が表示されると、MyEtherWalletに戻ります。
【Detail Information】をスワップします。
最終確認画面が表示されるので、内容を確認した上で【確認し、送信】をクリックします。
画面のように表示されれば、送金成功です。
あとは送金処理が完了するのを待つだけです。
ほとんどの場合、数分で送金が完了します。
【注意!】
ERC20トークン(ICOなどで購入したトークン)を送金する場合は、送金手数料分のイーサリアムを同じウォレットに入れておく必要があります。
このとき必要な送金手数料は、送金時に指定する「ガスリミット(UNITS)」 * 「ガス価格(GWEI)」 * 0.000000001 ETHです。
例えば、ガスリミット 21000(UNITS)、ガス価格 21(GWEI)で送金する場合の送金手数料は、0.000441ETHとなります。
予め、イーサリアムを入金しておきましょう。
ICOへの送金時など、ガスリミットが指定されている場合は、それに従って変更してください。
なお、ガスリミットの詳細については、以下の記事を参考にしてください。
参考:ガスリミット(Gas Limit)とはイーサリアムの手数料の設定。ガス価格(Gas Price)を上げて送出失敗を防止!
MEWconnectの利便性
MEWconnectは秘密鍵などのログインではないので、マイイサーサウォレットに比べてセキュリティが高いです。
また、スマホから簡単に残高が確認出来るのも魅力だと思います。
マイイーサウォレットを使っている方にとっては、必須のアプリになると思います。
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