LISK(リスク)でICO実施予定のプロジェクト5つを徹底解説!開催スケジュールはリブランディングやSDK実装が決めて。

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2000種類以上もあると言われている仮想通貨ですが、将来的に残っていくであろう仮想通貨は、ほんの一握りになっていくでしょう。

そのような状況下で、将来、勝ち残っていく通貨の特徴としてあげられる一つに「プラットフォーム型」であるということがあげられます。

今一番プラットフォーム型の仮想通貨として有名なのは、Ethereum(イーサリアム)ですね。

そして、今回、話をしていこうと思っているLISK(リスク)もEthereum(イーサリアム)同様、プラットフォーム型の仮想通貨です。

そのLISKは、2018年にコアアップデート、リブランディング、SDK開発などのイベントが予定されていて、ようやくプラットフォームとして、形が出来上がってくると考えられています。

そのため、既に「LISKプラットフォームでプロジェクトを進めたい」と名乗りをあげているICO案件がいくつかありますので、LISKプラットフォームの特徴を踏まえつつ、予定されている5つのICOを解説していきたいと思います。


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LISK(リスク)プラットフォームを使用するメリット

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まず、LISKプラットフォームを使用するメリットを、説明していこうと思います。

勿論、「LISKプラットフォームにはLISKプラットフォームの良さ」、「イーサリアムプラットフォームにはイーサリアムプラットフォームの良さ」があるため、ここにあげるメリットだけで、LISKプラットフォームの方が他のどのプラットフォームよりも優れているという判断は出来ませんが、LISKだけしか採用していない仕組みもありますので、是非、参考にしてください。

汎用性があるサイドチェーンを実装

1つ目の特徴として、サイドチェーンを実装しているということがあげられrます。

サイドチェーンとは、メインのブロックチェーンから枝分かれした複数のチェーンのことを言います。

このサイドチェーンがあることによって、一部のプロジェクトで問題があった場合、その部分だけを切り離したりすることができます。

つまり、イーサリアムのDAO事件やコインチェックのNEMハッキングなどのハードフォーク(NEMについては、ハードフォーク未実施)も、問題が起こった箇所がサイドチェーン上であった場合は、対象のサイドチェーンだけ切り離して、考えることが出来たのです。

また、メインチェーンとは全く別のチェーンで実装が出来るため、メインチェーンへの影響を極力考えず、簡単に機能を追加したり、テストしたり出来るようになります。

このように、プロジェクト開発側とすれば、他のプロジェクトに影響を受けず(与えず)、機能追加やテストなども他のブロックチェーンに比べ、比較的、簡単に実装出来るようになると思われます。

プログラミング言語「JavaScript」を採用

2つ目の特徴として、プログラミング言語が、JavaScriptで作られているという点があげられます。

「ブロックチェーンを開発する」と聞くと、非常に難しく特別なプログラミング言語が必要だと思ってしまいます。

しかし、このJavaScriptは、日頃から目にしているインターネットのホームページにも使用されているプログラミング言語で、プログラミング言語の中でも、比較的初心者向けの言語として位置付けられています。

そして、プログラミングが簡易的であるメリットは、「機能拡張やプログラム修正が効率的」であり、「バグが発生しにくい」という特徴があります。

簡単であるため、開発の工数を削減できますし、開発スキルのハードルが低いため、開発を行うための人材の幅も広がります。

また、「Simple is best」という言葉もあるように、簡単な作りであればあるほど、バグなどの問題も起こりにくくなるはずです。

民主的な承認「DPoS(Delegated Proof of Stake)」

3つ目の特徴として、民主的な承認方法であることがあげられます。

LISKは、DPoS(Delegated Proof of Stake)という承認方法を採用しています。

DPoSについての詳細な説明は、以下の記事に記載していますので省略しますが、承認方法がきちんと確立されているということは、仮想通貨を使う上で、非常に大事になってきます。

参考:LISK(リスク)のウォレット作成方法や使い方を図解で解説!採用されるDPOSやVOTEという機能が一体何なのかも説明。

今は、ビットコインやイーサリアムで承認遅延が起こっていますが、実際のプロジェクトでもこのようなことが起これば、顧客は、根本的なブロックチェーンの問題とは思わず、ただ単に「サービスの問題」として捉えることになるでしょう。

そのように考えると、誰が承認をしているか分からない不特定多数が参加するPoWやPoSよりも、一部の選ばれた人が承認するDPoSの方が、何かあった際の問題解決のスピードは早く見つかるような気がしますね。


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5つのICO実施予定プロジェクトを紹介

LISKプラットフォームで実施予定とされているICOプロジェクトを5つ紹介していきたいと思います。

中には、既に、ICOを開始しているものもあります。

Sapiens(サピエンス)

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Sapiens(サピエンス)は、大学や企業に対して、専門家のための学術的プラットフォームの提供を目指すプロジェクトです。

例えば、

「大学で新しい技術に取り組んだとしても、その技術を就職で証明することができない。」

「企業側は、その学生の取り組みを信用したくても、そのキャリアを把握するすべがない。」

というような状況も打破することができます。

このSapiensのプラットフォームを使用することによって、誰でも資格やキャリア実績の証明を作成することができ、それをユーザー同士で簡単に共有することができます。

また、ブロックチェーンに書き込まれるため、その資格や技術の第一人者としての証明にもなりますし、トークンの利用によって、資格取得などの支払いもこのプラットフォーム内で行うことができるようになるとのことです。

Moosty(ムースティ) ※Moosecoin(ムースコイン)

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Moosty(ムースティ)プロジェクトは、音楽を中心とした新しいプラットフォームの構築を目的としています。
※Moosecoin(ムースコイン)は、このプラットフォームで使用される通貨です。

例えば、現代の音楽業界でよく起こっている問題として「所有権争い」や「ロイヤリティー未払い」などがあげられます。

Moostyを利用することによって、これらの問題を解決し、音楽業界の仕組みを全部プラットフォーム化してしまうことができます。

ミュージシャンであれば、簡単に楽曲を登録でき、レーベルとの契約やプロセスもこのプラットフォーム内で行えます。

また、音楽に関するロイヤリティーの管理やストリーミングサービス、各種支払いなども行うことができるため、このプラットフォームを使えば、音楽活動を行うにあたっての行動を全て、一括して矛盾のなく管理できるようになるということなのです。

勿論、楽曲やロイヤリティーがブロックチェーン上に登録されるため、所有権やロイヤリティーの権利もしっかりと守られることになります。

なお、このMoostyのICOは、2017年7月から既に開始され、現在進行中です。

MORACLE(モラクル)

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MORACLE(モラクル)は、ブロックチェーン用の外部エンティティ(ORACLE)を提供しようというプロジェクトです。

例えば、現在のブロックチェーンでは、

  • 乱数を生成
  • Webから情報取得
  • 他のブロックチェーンとの通信

などを構築しようとすると、かなり難しく、実際に実施しようとするとコストと時間が、かなりかかってしまいます。

それが、MORACLEを使用することによって、簡単・安価に行うことができるようになります。

実際には、リアルタイムに為替レートを計算したり、銀行APIや他のブロックチェーン(イーサリアムなど)とのデータ連携など、他にもたくさんのアプリケーションが続々と作成される予定となっています。

MORACLEサービスのプロトタイプは、既に開発されていますが、最終的には、LISKから発表されるSDKツールを使用して開発が行われます。

AngelFund(エンジェルファンド) ※CoinAngels(コインエンジェル)

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AngelFund(エンジェルファンド)は、「ファンド」という名前が付いている通り「独自の仮想通貨を作成したい企業」または「立ち上げたばかりの新興企業」を支援するためのプロジェクトです。
※CoinAngels(コインエンジェル)は、このファンドで使用される通貨です。

もう少し詳しく説明すると、AngelFundは、CoinAngelsという通貨を使って、各スタートアップ企業と投資家をマッチング・管理することによって、支援していきます。

また、このCoinAngelsの保有者には、各ファンドプロジェクトの状況を簡単に把握することができる専用ツールが提供され、常にプロジェクトの状態をチェックすることが出来るようになるとのことです。

実は、まだ、このプロジェクトは「LISKプラットフォーム上に構築する」という正式発表はされていませんが、アドバイザーとして、LISKのCEO(MAX KORDEK)が参加していることからも可能性はかなり高いと思われます。

MADANA(マダナ) ※PAX(パックス)

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最近発表されたICO候補が「MADANA(マダナ)」です。

MADANAプロジェクトは、ブロックチェーン技術を使用したデータ分析プラットフォームの構築を目的としています。
※PAX(パックス)は、このプラットフォームで使用される通貨です。

現代では、ほぼ全ての物事がデータ化され、そのデータを元に、ほぼ全ての決定が行われていると言っても過言ではありません。

例えば、日常の生活をしていてもパソコンやスマホから物を買うと「買った商品」「買った日付」「支払った金額」「ユーザー登録情報」など全てのデータが保管され、次の施策などの分析に使われます。

医療に関しても同じです。

過去の「症状」や「その時に処方した薬」、「体に関する様々な数値」などのデータを分析し、治療や新薬の研究などに役立てられます。

このような状況下で、

  • データプロデューサ:データを提供・管理することで、収益化することができる。
  • プラグインプロバイダ:使いやすいインターフェイスの開発やデータ分析を実施することで、利益を得る。
  • データ分析バイヤー:蓄積された情報からデータや分析結果を購入することができる。

という3つの役割りを持つ人たちが、MADANAプラットフォームを中心に使用することで、データ分析をスムーズに実現できるようになります。

リブランディングやSDK実装がICOスケジュール決定の鍵

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冒頭でも紹介しましたが、LISKは、プラットフォーム型の仮想通貨です。

そのため、前述で紹介したLISKプラットフォームで実装予定のプロジェクトは、LISKの状況に左右されることになります。

「では、そのプラットフォームであるLISKの状況は?」

というと、当初は2017年に「コア1.0へのアップデート」「リブランディング」「SDK開発」が行われる予定でしたが、延期に継ぐ延期となっています。

その結果、現在の予定としては、下記のようになっています。

  • 2018年2月20日:リブランディング
  • 2018年3月31日:コア1.0のリリース
  • 未定:SDKリリース

この中で、ICOスケジュールに最も影響を与える鍵が、SDKのリリースになると思われます。

SDKとは、ソフトウェア開発キットのことで、大工にとっての道具(金槌や釘など)をイメージすると分かりやすいと思います。

つまり、LISKプラットフォームで開発しようと考えている人にとっては、待ちに待っている状況だと言っても良いでしょう。

また、リブランディングはプロジェクトのマーケティング(評判)に、コアアップデートはプロジェクトの品質に影響が出てくることになります。

LISKは、2017年から注目されている仮想通貨ですので、実際にこの3つが出揃ってプラットフォームとして形になり、ICOが開始されることになった場合は、確実に注目されることになるでしょう。


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