この記事の【目次】
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Telegramの独自仮想通貨Gramが初めて一般市場で売り出されることが明らかになりました。
Telegramは2億人のユーザーを抱えていますが、全てのメッセージが暗号化され、二段階認証を導入するなど、プライバシーとセキュリティの面で優れています。
また、データ制限もなく最大20万人のグループを作成できることから、仮想通貨の情報発信や公開チャンネルとしても広く活用されている現状です。
ここではGramのトークン販売について詳細をお伝えしていきます。
なお、こちらはYouTubeでも詳しく解説していますので、是非、ご覧下さい。
トークン販売スケジュール
Gramの販売日程は7月20日を予定しています。
また、今回の販売はTelegramが開催するものではなく、アジアにおけるGramの最大保有者「Gram Asia」保有のトークンを、QUOIN株式会社が運営する、海外の仮想通貨取引所Liquidが販売する形となることを発表している。
また、現段階ではトークンの価格や販売量は公表されていません。
国内の取引所、Liquid by Quoineと言えば、独自通貨「QASH」を取り扱っていますが、海外Liquidの発表によると「QASHの保有者がどのように恩恵を受けるかを含め、トークンセールに関する詳細を近日発表予定。QASHの保有者は、QASHがトークンの購入代金を払い戻す権利がある。保有割合が多いほど、割引額は大きくなる」と発表しています。
これにより、QASHは前日比20%の高騰を見せている状況です。
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QASHとは
ここで少しだけQASHについても説明しておきます。
QASHは、国内の取引所、Liquid by Quoineが独自に発行している仮想通貨です。
2017年に行われたICOセールでは3日間で約112億円を調達した日本最大級のICOセールとなりました。
また、QASHは金融庁の認可を受けた仮想通貨取引所が、日本の法律を遵守して実施した世界初のICOでもあります。
QASHは、LIQUID by QUOINEのプラットフォーム内で、将来的に使用できることになっている仮想通貨でイーサリアムのERC20を採用しています。
QASHの用途は主に2つで、1つ目は、QUOINE社の提供するすべてのプラットフォーム上で、サービス対価の決済に利用できること。
2つ目は、取引所などの公開市場で売買できるクリプト・トークンとしての使い道です。
Gramの販売条件
Gramの購入は米ドルもしくは米ドルと連動したステーブルコイン「USDC」で可能となっていますが、アメリカ、カナダ、日本そして韓国といった世界の仮想通貨取引高を牽引する主要国をはじめ、50カ国以上への販売が制限されています。
これは各国の規制に配慮したものだと思われます。
また、今回のセールで購入者は、実際にGramトークンを受け取るのではなく、10月に予定されている正式なトークン発行まで待たなくてはならないということです。
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