イーサリアム(Ethereum)のメトロポリスの時期は10/9の可能性大!9月18日にビザンチウム実施によるテスト開始。

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現在のイーサリアムは、まだ発展途中であることは知っていましたか?

イーサリアムは、4つのステップを踏んで、本来のイーサリアムの形になると言われています。

9月22日現在では、まだ2段階目の状態なのです…

巷では「メトロポリス」へのアップデートが噂になっていますが、このアップデートは第3段階目のアップデートになります。

まだ第4段階目を残しているのですが、この第3段階目のアップデート「メトロポリス」が大きな肝だと言われているため、注目されているんですね!

今回は、現状とメトロポリスへのアップデートで何が起こるのかを紹介していきたいと思います。


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9/18にビザンチウム実施によるテスト開始

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9月18日にメトロポリスへ移行する初期段階「ビザンチウム」が実施されました。

Twitterなどでも、あまり噂になっていないので、正直ビックリしています…

価格についてもイーサリアムだけ特に変動があったということもありませんでした。

確かに、「まだテストに入っただけ」という段階ではありますが「メトロポリス!メトロポリス!」と騒がれているだけに、少し拍子抜けしている感じです…

今回実施されるメトロポリスへのアップデートは「ビザンチウム」「コンスタンティノープル」の2ステップで行われます。

スケジュールの流れとしては、以下のようになっています。

  1. ビザンチウムテスト環境ハードフォーク
  2. 数週間のテスト実施(9つのEIPの試験)
  3. ビザンチウム本番環境ハードフォーク
  4. コンスタンティノープルハードフォーク実施(2018年)

この1ステップ目のビザンチウムが9月18日に実施され、現在は、テスト検証期間に入っている状態です。

イーサリアム(Ethereum)のメトロポリスの時期は10/9の可能性大

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ビザンチウム実施によるテストは、順調に進めば約3週間ほどで完了するとイーサリアムの創設者の「ヴィタリック・ブテリン」氏は語っています。

その計画からいくと10月の9日にメトロポリスへ第一回目のハードフォーク「ビザンチウム」の本番化が行われるのではないかと思われます!
※10月9日に予定されていた本番化は10月18日に変更となりました。(9/22 訂正)

では、メトロポリス(ビザンチウム)への移行が実施されるとイーサリアムの何が変わるのでしょうか?

ここで少し解説しておこうと思います!

今回のメトロポリス(ビザンチウム)へ移行することによって、9つのEIP(Ethereum Improvement Proposals:改善案)について試験が行われ、実施されます。

その中で注目すべき点としては、以下のようなものがあります。

  • セキュリティ強化
  • スマートコントラクトの簡易化
  • プライバシー保護強化
  • PoWからPoSへの移行準備

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メトロポリス(ビザンチウム)実施での改善点

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今回のアップデートを終えると、残りは最終アップデートのみとなるため、かなりコアな部分の更新がされるようです。

メトロポリスが実施された際の主な改善点を記載していきますので、参考にしてください。

セキュリティ強化

ご存知の方も多いと思いますが、イーサリアムは「The DAO事件」を引き金に、イーサリアムとイーサリアムクラシックに枝分かれしました。

この事件なども影響しているのでしょう…

毎回アップデート時には、セキュリティの強化が更新内容としてあがってきます!

「The DAO」とは、イーサリアムのネットワーク上で動いていた分散型投資ファンドのことで、「The DAO事件」とは、このThe DAOの脆弱性を付かれ、トークンが大量にハッキングされた事件のことをいいます。

この事件は、イーサリアム自体にも問題があるのではないかという事態に発展し、現在のイーサリアムとイーサリアムクラシックに枝分かれするハードフォークが行われるきっかけとなりました。

今回のアップデートでは、自分自身で秘密鍵と紐づいたアドレスを決めることができるようになるとのことです。

これは、マスキングと言われる手法になります。

なお、少し難しい話になりますが、量子コンピュータというものが完成すると、今、世の中に存在する暗号化されたパスワードは全て解かれてしまうと言われています。

しかし、今回行ったセキュリティ強化によって、その量子コンピュータからの攻撃に対してもセキュリティを保つことができるとのことです。

スマートコントラクトの簡易化

スマートコントラクトが簡易化され、簡単にイーサリアムプラットフォームの開発が行えるようになります。

これにより、私たちが使う際のコストの軽減やイーサリアムプラットフォームの利用価値拡大につながるかもしれませんね。

スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上に送金情報以外にも執行条件や契約内容を持つことができ、その執行条件が満たされた場合のみあるイベントを自動で執行することができる仕組みのことです。

例えば、アーティストが音楽を配信するイーサリアムのプラットフォームを利用したプロジェクトがあるとします。

アーティストの楽曲をブロックチェーン上に登録しますが、その際「音楽の購入(支払い)」の執行条件と「報酬の分配割当て」の契約内容も一緒に登録しておきます。

そうすることで、ユーザーが楽曲をイーサ(Ether)で購入した場合、「音楽の購入」という執行条件が満たされ、アーティストには「即座に自動で配分を割り当てられる」という契約内容が実施されるなどの仕組みを簡単に作ることができます。

因みに、ビットコインでは、AさんのアドレスからBさんのアドレスへ〇〇BTC送金という情報しか持ちません。

イーサリアムが、ビットコインと違い、プラットフォームとして注目されているのは、このような背景があるからです。

プライバシー保護強化

プライバシー保護の強化については、「zk-SNARK(ゼロ知識証明)」という技術が新しく導入されることになります。

この技術は仮想通貨「Zcash」と共同開発した技術で、匿名性の高い取引が可能になります。

そのため、このイーサリアムのアップデートが成功した際は、「Zcashの価値も上がるのでは?」と期待されています。

ちなみに、ジーキャッシュをコインチェックで買う際は、「円→ジーキャッシュ」ではなく、「円→ビットコイン」を板で購入し、それからチェンジリーを使い「ビットコイン→ジーキャッシュ」に変えましょう!

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直接、コインチェックの販売所で買うのとチェンジリーを使用するのでは手数料に大きな差がでます…

絶対に販売所で買わず、「チェンジリー」を利用しましょう!

PoWからPoSへの移行遅延対応

PoWからPoSへの移行はイーサリアムのアップデートの注目内容で、実際の移行は次の最終アップデート「セレニティ」で実施されます。

今回のアップデートでは、移行スケジュール遅延に対する対応を行っています。
(詳細は後述)

そもそも、PoWとは「プルーフオブワーク」といって、マシンの処理能力が高い人ほどマイニングに成功しやすく、報酬を受けやすいという特徴を持っています。
※ビットコインも同様

また、PoSは「パワーオブステーク」といって、マシンの処理能力ではなく、通貨をどのくらい保有しているかによって、マイニングの成功のしやすさが変わるというものです。

つまり、PoSは大量に通貨を持っていれば持っているほど、報酬を受けやすく金利のように増えていくということになりますね!
※勿論、無限に一番多く持っている人が貰い続けるのではなく、一度報酬を貰うとカウントがリセットされるなど、調整はされます。

PoWからPoSに移行すると以下のような利点があると言われています。

  • 送金などの承認が早くなる
  • マイニングの電力がかからない

しかし、このPoSへの移行について、いくつかの問題を抱えています。

1つ目が、今まで機材などを揃えたマイナーにとっては、納得がいかないものであるということ。

2つ目が、PoSへの移行が遅延(アップデートの遅延)しているため、「ディフィカルティボム」によってマイニング難易度が上昇し過ぎてしまい、マイナーが減少してしまいかねない状況であるということ。

先ほど説明したメトロポリスでの遅延に対する対応が、この2つ目の問題「ディフィカルティボム」の1年半の延期の組み込みになります。

ディフィカルティボムとは、2015年9月に追加されたイーサリアムのプログラムの1つ。

このプログラムにより、プルーフオブワークからプルーフオブステークへ移行する際、マイニングの難易度が徐々に上昇することになります。

目的としては、PoWからPoSへ移行した際、PoW方式でマイニングを行うマイナーが残らず、全てのマイナーがPoSへ移行してもらおうという狙いがあるようです。
※マイニングの難易度が上昇すればするほど、PoWでは対応できない。(コストパフォーマンスの劣化)

2つ目の課題は、一旦今回のアップデートで対応されますが、1つ目の課題はどのように解決するのか明確にされていません。

もしくは解決されないまま、強制的にPoSへ移行するのかもしれません…

どちらにせよ、最終アップデートの「セレニティ」までには結論がでるかと思いますので、状況を見守りたいと思います。

まずは、10月9日のメトロポリス(ビザンチウム完了状態)への移行がスムーズに行われるのかを楽しみに待ちたいと思います。
※10月9日に予定されていたトロポリス(ビザンチウム完了状態)は10月18日に変更となりました。(9/22 訂正)


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