部下の教育で意識する事は「教える」ではなく「育てる」。指導ポイントは失敗を経験させて学ばせること。

subordinate-person-education

あなたに部下ができたら、間違いなく部下を教育することも仕事の一つになるでしょう。

業務スキルや人間性、社会人のマナーといった、ありとあらゆることを教育していかなければなりません。
※部下の教育の前に自分自身ができているのか確認してください。自分ができていないことは部下には伝わりません。

参考:ビジネスマナーの基本【応接室編】名刺交換の方法や身だしなみを徹底解説!

参考:ビジネスマナーの基本【電話応対編】時間をかけすぎず、敬語を適切に!

あなたの教育に対するあり方次第で、部下はプラスの存在にもマイナスの存在にもなりえます。

では、プラスの存在にするためには、どのようなことを意識して部下の教育をしていけばよいのか?

この鍵は「教育」という文字、つまり「教える」「育てる」にあります。

教育は「教える」と「育てる」の両輪が揃ってはじめて効果を発揮します。

しかし、多くの人は「教えること」には熱心ですが、「育てること」は軽視する傾向があります。

部下の将来、会社の将来のためにも、あなた自身が「教育のあり方」についてしっかりと学んでおく必要があります。

今回は、上司と部下という設定で話を進めていきますが、あなたがコンサルタントであれば「コンサルタント」と「コンサル生」という立場に置き換えても応用できます。


Sponsored Links

部下は「失敗」を避けるため、新しいチャレンジを嫌がるもの

subordinate-person-education1-1

基本的に社員は、新しいことや難しいことへの挑戦を嫌がります。

自分が慣れていることや、得意になことについては積極的に行おうとしますが、新しいことや難しいことに対しては、何かしら理由をつけてチャレンジせず逃げてしまいがちです。

「面倒くさい」「失敗したくない」「良くわからない」「矢面に立ちたくない」

理由は様々ですが、例外なく「できること」や「やったことがあること」だけを繰り返したがります。

しかし、それでは永遠にスキルアップは望めません。

あなたが、部下を育てていくためには、新しいことや難しいことを強制的に挑戦させる必要があります。

あなたがやり方を教えるのではなく、部下にやり方を自分で調べさせ、全て自力でやらせるのが得策です。

おそらく、部下によっては進行状況に大きく差がでると思いますので、あなたが進行状況をチェックして、やってなかったり遅れていたら注意してください。

そして、最後まで諦めずやり遂げるところまでチャレンジさせてください。

部下は、言われてもやらないし、できないのが当たり前です。

ですから、最初からそういうつもりで部下を欠かさずチェックするようにしてください。

部下の教育は「報告を聞いてから目で見て確認すること」が鉄則

subordinate-person-education2

部下に指示したことをチェックする際は、まずは口頭で報告をさせましょう。

部下は、その指示に対して自分自身が50%の力で挑んでいようが、100%で挑んでいようが、決まって「ちゃんとやりました」と報告してきます。

また、仮にほとんどやってなくても、何かと理由をつけて想定内で進んでいるように伝えてきます。
※あまりにも部下の報告が適当なものだったり、報告が遅かったりすれば、あなたに問題があるかもしれません。

参考:ゲームでコミュニケーション能力を高める方法を徹底解説!アサーション能力向上がビジネス(仕事)成功のカギ。

しかしながら、その言葉を絶対に鵜呑みにしてはいけません。

どんなに人間性の高い部下でも、必ず上記のように「報告したこと」と「実際の内容」にズレが生じます。

ですから、報告を聞いた後に、必ずあなた自身の目で見て状況を確認する癖をつけましょう。

「最初から目で見て確認すればよいのではないか?」

そう思われた方もいると思いますが、それでは部下の報告力が伸びません。

自分の口できちんと説明する報告力も社会人にとって必要なスキルの一つです。

部下に「報告力を伸ばす練習」をさせてあげるのも上司であるあなたの仕事です。


Sponsored Links

部下の教育は「質」よりも「量」を意識する事がポイント

subordinate-person-education3

人によって考え方がまちまちなので一概には言えませんが、ビジネスインフィニティでは部下の教育は「質」よりも「量」が大切と考えています。

さらに、この「量」というのは、教えられる「量」ではなく、一人で自問自答しながら研究しこなしていく「量」だと思っています。

つまり、授業形式の研修をどれだけしたかではなく、一人で目標を達成するためにどれだけ悩んで苦悩したかという「量」のことです。

例えば、オンラインRPGゲームでは、強いキャラと一緒に敵を倒してもほとんど経験値がもらえない仕組みになっています。

現実世界での経験値もの同じ原理です。

同じフォトショップで画像を加工するにしても、デザインが得意な先輩から説明を聞きながらするのと、一人でググりながら必死に行うのとでは、最終的に得られる経験値に雲泥の差がでるでしょう。

したがって、あなたが部下を育てたいのであれば、部下のキャパシティを大きく超える課題を与え、自力でこなさせるのが得策なのです。

部下の指導には仕事ができない社員をつけること

subordinate-person-education4

あなたが部下の教育をしていくにあたって、おそらくすべて自分一人で行うというわけにはいかないと思います。
※もし、あなたが自分一人で行おうとするのであれば、それは「自己重要感」が強いだけで本当に強い組織にはなりません

そこで、自分の代わりに部下の教育をしてくれる右腕をつくることが重要です。

もし、あなたが右腕をつくるとすれば、どのような観点で選出するでしょうか?

例えば、あなたのチームが経理であれば、おそらく経理が得意でテキパキと仕事をこなすベテラン社員、それもチーム内で最もレベルが高い人を選出するのではないでしょうか?

しかし、これが大きな間違いだと私は思っています。

なぜならば、「本当に指導者として相応しい人」というのは「プレイヤーとして最も出来の悪い人」だからです。

出来る人、得意な人というのは、決まって出来ない人や苦手な人の気持ちが理解できません。

それだけではなく、自分自身が大した苦労もせずにできるようになった事から、部下がわからないような所を細かく教えることができないのです。

野球やサッカーなどスポーツの世界でも、名選手が名監督になるケースは少ないと言えます。

どちらかというと平凡な選手だった人のほうが、将来的に名監督になっている場合が多いです。

【「名選手、名監督にあらず」で代表的な監督】

  • 西本幸雄(プロ野球 大阪近鉄バッファローズ監督 1974~1981)
  • 岡田武史(サッカー日本代表監督 1997~1998年,2007~2010年)
  • 上田利治(プロ野球 日本ハムファイターズ監督 1995~1999)
  • 原晋(青山学院大学陸上競技部監督 2004年~)

部下の教育においての重要なポイントに「部下がわざと間違えるように仕向ける」というものがあります。

間違えては、やり直させる。

これを何度も何度も繰り返すことによって、骨身にしみて理解させることができ、自然と体で覚えていきます。

ところが出来る人は、部下が間違わないように答えを教えて指導してしまいます。

確かに、これが教育する上での最短ルートのように思いますよね。

おそらく、目先得られる結果はそれでも問題ありません。

しかし、その部下があなたの指導から離れて自立した後で問題がおきます。

将来、その部下が窮地に立たされたときに、失敗を経験していないので、応用がきかず対処の仕方がわかりません。

ですから、部下が一人になってもしっかりとやれるように何度も失敗をさせ、一人で苦悩させ、結果 知識や経験を体にしみ込ませてあげることが大事なのです。

無駄なことをして、後から無駄だと気付くことは無駄ではない。
遠回りすることは一番の近道。

イチロー選手の名言


Sponsored Links

関連記事

  1. worker-personality

    仕事ができる人の特徴や性格の共通点は?前向きな口癖を習慣にすればセルフ…

  2. reciprocation-principle-love

    返報性の原理(法則)を「恋愛事例」でわかりやすく解説。心理学の習得はビ…

  3. yesman-manager

    イエスマンこそが会社組織を強くする。管理職の役割と責任は「自我を捨て社…

  4. rewarding-work

    サラリーマン「やりがいのある仕事」とは?常に学ぶ姿勢を持ち続けることが…

 

最新記事一覧

  1. kakaotalk-bittrex-upbit_3
  2. kusa-coin1
  3. nem-wallet
  4. amazon-bitcoin
  5. ethereum-metropolis-period
  6. sbi-cryptocurrency-exchange
  7. lisk-update-delay
  8. encryption-currency-api
  9. bitcoin-jpmorgan
  10. myetherwallet-registration