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Amazon物販ビジネスにおいて、FBAを利用すればチェックを入れるだけで簡単に代引き対応となりますが、個人出品の自己発送で代引きを導入するには最初に少なからず手間がかかります。
しかしながら、その手間を一度かければその後は通常の宅配と同じ様に利用できるので、是非早めに手間をかけておきましょう。
各運送業者の代引き対応状況
まず始めに代引きを今後利用していく業者の選定です。
今回は個人出品者であることを前提とします。
※個人事業出品者や法人出品者の場合は当てはまらないので注意
個人出品での代引き利用は、「郵便局」しか選択の余地はありません。
実は、業者の選定といってもヤマト運輸や佐川急便など大手宅配便業者は個人での代引き利用を認めてないので、必然的に郵便局を利用することになります。
具体的な流れについては、手数料を気にしないのであれば、ただ郵便局の窓口にいけば受け付けてくれます。
しかしながら、せどりにおいては少しでも経費を押さえないと赤字になってしまうことが多いため、当然代引きを利用するメリットはなくなってしまいます。
代引き手数料一律 | 260円 |
---|
ゆうちょ銀行 | 5万未満 | 130円 |
---|---|---|
5万以上 | 340円 | |
他の金融機関 | 5万未満 | 216円 |
5万以上 | 432円 |
郵便局の代引きを利用するには、「送料」+「発送手数料」+「代金送金手数料」の3つがかかります。
送料は通常でもかかるものなのでここでは割愛します。
発送手数料というのは、代引き商品を発送する際に一律でかかる料金です。
そして、手数料の差が出てくるのが代金送金手数料です。
代引きとは、商品を配達員がお客様へ受け渡す際に代金を回収する仕組みなので、当然 郵便局側に一度商品の代金を預かってもらうこととなります。
その預かってもらったお金を自分に送ってもらう時に手数料がかかるわけです。
代金送金手数料は、ゆうちょ銀行か他の金融機関かによって、手数料が異なります。
少しでも手数料は安くしたいですので、予めゆうちょ銀行の口座を作っておきましょう。
過去の代引きでは「普通為替」「通常払込」「電信払込」などの様々な送金方法があり、代引手数料を安くするためには、専用の口座を作る必要がありました。
しかし、2014年11月に送り付け商法の悪用などを理由に「普通為替」が廃止されました。
また、2016年2月にはゆうちょ口座と他の金融機関への送金が可能となり「通常払込」「電信払込」も廃止され、現在のように代引きの送金方法が簡易化されました。
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Amazon(アマゾン)では代引き対応にすると売れやすくなる?
アマゾンによると代引きの利用は、購入者全体の3割以上もあると言われています。
つまり単純計算ですが、代引きをNGにしていると多くの見込み客を失っていることになります。
しかも、個人出品での代引きはハードルが高いイメージがあるのとその手数料の高さから許可しているライバルが少なく、商品によってはその見込み客を全て自分の店で獲得することも可能です。
また、値づけについても有利に働きます。
代引きを利用したい人は多少高くても代引きOKの店から購入する為です。
アマゾンでは、代引き購入の場合、代金引換手数料として324円を自動で徴収してくれます。
代引き発送手数料260円 + 送金手数料130円 = 390円なので、390円 – 324円 = 66円。
つまり +66円以上の値づけをすれば代引きによるデメリットは一切なくなり、むしろ利益が増えることになります。
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