この記事の【目次】
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※セントラリティのICOは、2018年1月15日に開始され、即日完売で終了しました。
「DApps(Decentralized Applications)」を直訳すると「分散型アプリケーション」。
DAppsと言えば、イーサリアム上で動作するアプリケーションを思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、実はビットコインやイーサリアム自体も、この「DApps」の一種なのです!
もちろん、その他の「仮想通貨」と呼ばれるものも、ほとんどがこの「DApps」に分類されます。(リップルはDAppsではない)
DAppsの定義は後回しにするとして、このDAppsを開発するためのプラットフォームが「Centrality(セントラリティ)」なのです。
2018年は、この「DApps」が重要なキーワードとなり、いままで以上にDAppsの開発が広がって、多くのDAppsが世の中にリリースされるはずです。
それに合わせて、このセントラリティが果たす役割は、非常に大きなものとなっていくでしょう。
2018年1月13日現在、セントラリティのICOに参加するための事前登録は、以下の公式サイトから行うことができます。
※身分証明書は「パスポート」と「運転免許証」が選択できますが、「運転免許証」では承認されない場合がありますので、「パスポート」で申請しましょう。
※「住所証明書」はアップする必要はありません。
※最後にメール認証がありますが、HTML形式のメールが送信されますので、テキスト形式で受信するような設定に変更している方はHTMLメールが受信できるように変更してください。
※イーサリアムアドレスの登録は、必ずメタマスクのアドレスを入力してください。
メタマスクをインストールしていない場合は、以下の記事を参考にしてください。
参考:MetaMask(メタマスク)の使い方。chromeで使える定番walletに送金してico参加やトークン管理をしよう!
実際のCENNZトークンの購入は、2018年1月15日12:00開始です。
Centrality(セントラリティ)はDApps開発のプラットフォーム
(3分18秒 の紹介動画。音声が出ます。)
「プラットフォーム」と聞くと難しそうですが、例えばスマホアプリでも、Android版はGoogleが、iPhone版はAppleがアプリの開発プラットフォームを用意して、他の企業や個人がアプリを開発しやすくしています。
もちろん、PCの世界でもWindowsアプリの開発プラットフォームは、マイクロソフトをはじめ、多数の企業が作っています。
セントラリティのICOは、DAppsの開発プラットフォームを構築し、企業や個人によるDApps開発を支援することを目的としているのです。
DApps(分散型アプリケーション)の定義
ここでDAppsを簡単に説明すると、以下の3つの条件が揃ったアプリケーションのことを指します。
- オープンソースであり、暗号化されたブロックチェーンを利用していること
- 独自のトークン(通貨)を持っており、それがアプリ内で利用できること
- 非中央集権で、改善などはユーザーのコンセンサス(合意)に基づいて行うこと
これに当てはめると、リップル(XRP)はリップル社による中央集権型なので、DAppsではありませんね。
DAppsのプラットフォームを構築するメリット
既に世の中にDAppsが存在しているように、プラットフォーム化をしなくてもアプリ自体は作ることができます。
ではなぜプラットフォーム化が重要なのか?
それは「共通化」によって、開発する側にもアプリを使うユーザー側にもメリットがあるからです。
まず開発側の立場でいうと、1つ1つのアプリケーションを0から作るのは大変な労力が必要です。
ある程度 共通部分がプラットフォーム化されていれば、そのプラットフォームを使うだけで共通部分は自分たちで作る必要がなくなります。
簡単な例でいうと、Windowsアプリの各ウィンドウの上部の「ファイル(P)」「編集(E)」などのメニューは、どのアプリケーションでも共通ですよね?
こういった「どのアプリでも共通な動作」を、予めプラットフォーム化(ソフトウェア共通部品)して用意しておくと、各アプリの開発では、その部分を作る手間が省けるわけです。
また、スマホのメールアプリで受信したメール本文のURLをクリックすると、ブラウザアプリが起動して該当ページが表示されるように、別々のアプリが連動して動作するようなことでも、プラットフォーム化して用意しておけば、簡単に作ることができます。
これは開発コストの削減に大きく貢献しますね!
一方、アプリを使うユーザーからすれば、例えば あるアプリは「ファイル(F)」が画面の上部についているが、別のアプリは画面の左側についている、というような状況では、アプリによって操作が変わってきて、覚えるのに大変ですよね。
また、そもそもファイルを操作するメニューが「ファイル(F)」以外の名前になっていたりすると、もう訳がわからなくなります。
こういったことも、「ソフトウェア共通部品」としてプラットフォーム化することで、防ぐことができますね。
ここでは分かりやすく「メニュー」というユーザーインターフェースを例にして説明しましたが、実際には「認証」「決済」「ネットワーク処理」なども共通化された「ライブラリ」としてプラットフォームの中に含まれるのではないかと思われます。
このように「プラットフォーム化」は開発側とユーザー側の双方にメリットがあるのです。
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ICOで購入するCENNZトークンの役割
セントラリティのICOに参加して購入するCENNZトークンは、「セントラリティ」「DAppsアプリ開発者」「アプリユーザー」を繋ぐ、重要な役割を果たします。
CENNZトークンは、例えば以下のようなユースケースを想定しています。
- アプリ開発者が、アプリ開発に必要なモジュールの購入にCENNZトークンを使用
- アプリ開発者同士の支払いにCENNZトークンを使用
- アプリ内でのボーナスとしてCENNZトークンをユーザーに与える
- ユーザーは、異なるアプリからCENNZトークンを受け取る
さらに、「CENTRAPAY」という決済システムを導入すれば、実社会の商品の購入(支払い)にもCENNZトークンを利用することができるようになるようです。
このように、セントラリティプラットフォームを使用したDAppsが増えていけば、CENNZトークンの必要性と流動性も増加していくでしょう。
Centrality(セントラリティ)のICOへの参加方法
セントラリティのICOは、2018年1月15日に開始され、即日完売で終了しました。
セントラリティのICOに参加するためには、セントラリティのICOを管理している「BLOCKHAUS」というサイトに登録する必要があります。
ただし、CENNZトークンの購入は、2018年1月15日12:00開始ですので、それまでは事前登録のみです。
また「BLOCKHAUS」の登録、およびCENNZトークンの購入にはメタマスクが必要です。
もし、まだメタマスクをインストールしていない場合は、以下の記事を参考にして先にメタマスクをインストールしてください。
参考:MetaMask(メタマスク)の使い方。chromeで使える定番walletに送金してico参加やトークン管理をしよう!
それでは下記のリンクから「BLOCKHAUS」の公式サイトを表示します。
まずは、表示言語を日本語に切り替えるところから始めましょう。
- 画面右上の「English」を「日本語」に変更
- 「個人」をクリック
- メールアドレスを入力
- 設定するパスワードを入力
- 「次へ」をクリック
→半角英数記号を混ぜて32文字以上を設定しましょう
- 国旗のアイコンをクリックして「Japan(日本)」を選択
- 携帯番号(SMSが受信できるもの)を、先頭の「+81」に続けて入力
- 「送信」をクリック」
→先頭の「0」は不要ですが、入力しても自動で削除されます。
「送信」をクリックすると、入力した携帯電話にSMSが届きますので、そこに記載されている認証番号を入力します。
- 携帯電話に届いた認証番号(7桁の数字)を入力
- 「確認」をクリック
- 「次へ」をクリック
→「登録済み」になったことを確認
それぞれローマ字で、プロフィールを順に入力していきます。
全て入力ができたら「次へ」をクリックします。
次は本人確認資料のアップロードです。
「Start ID verification」をクリックして次に進みましょう。
この画面ではアップロードする本人確認資料を「パスポート」「運転免許証」から選択できますが、運転免許証では承認が下りないことがあるため、必ずパスポートで申請するようにしてください。
カメラがあれば、その場で撮影することもできますが、ここでは予めパスポートの画像があるものとして「Upload existing copy from your device」をクリックします。
「Choose file」をクリックして、パスポートの画像ファイルを選択し、アップロードが完了したら「Confirm」をクリックします。
このとき使用する画像ファイルは、JPG形式か、PNG形式で、ファイルサイズは8MBまでのものしかアップできませんので注意してください。
次に顔写真をアップロードします。
先ほどと同じように、「Choose file」をクリックして、顔写真の画像ファイルを選択し、アップロードが完了したら「Confirm」をクリックします。
- 住所を入力
- 「Japan」を選択
- 「次へ」をクリック
住所は、
- アパートや建物名と部屋番号
- 番地、丁目、町村名
- 市区名
- 都道府県名
- 郵便番号
- 国名
をそれぞれローマ字で、「,」区切りで入力します。
【住所の英語表記について】
googleなどの検索エンジンで「住所 英語 変換」などで検索すると、住所を英語表記に変換してくれるサービスがいくつかありますので、分からない場合はそちらを参考にしてください。
「住所書類タイプの証明(オプション)」と「ファイルを選ぶ」は特に何も設定する必要はありません。
「次へ」をクリックすると、先ほど設定した画像ファイルなどがアップロードされます。
次にCENNZトークンを購入する時に使用するメタマスクのアドレスを登録します。
- 「既存のアドレスを使用する」をクリック
- 購入に使用するメタマスクのアドレスを入力
- 「提出する」をクリック
※「提出する」をクリックすると、メール認証のためHTML形式のメールが送信されますので、テキスト形式で受信するような設定に変更している方は、HTML形式のメールが受信できるような設定にしてからクリックしてください。
2.で入力するメタマスクのアドレスは、必ず購入時にイーサリアムを送るアドレスを使用してください。
違うアドレスを入力すると、トークンの購入ができません。
メタマスクのアドレスは、以下の手順で確認することができます。
- メタマスクにログインし「…」をクリック
- 「Copy Address to clipboard」をクリック
これで、メタマスクのアドレスがクリップボードにコピーされますので、先ほどの入力欄にペーストします。
メタマスクで複数のウォレットを作成している場合は、セントラリティのICOで使用するウォレットに切り替えてから、上記操作をしてください。
「提出する」をクリックすると、画面が切り替わって、登録したメールアドレスに登録完了のメールが届きます。
メール認証が必要ですので、メール本文中の「確認」をクリックして認証を完了してください。
表示すれば登録は完了です。
「BLOCKHAUS」側で本人確認手続きが完了(承認完了)すると、承認完了のメールが届きます。
これで登録手続きは完了していますので、「BLOCKHAUS」の公式サイト(https://www.tgeapp.com/account/login)にログインすることができます。
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