ビットコインの11月分裂問題とは?Segwit2xによってどうなるのか最新状況をわかりやすく解説。

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今年になって3月、8月とビットコイン分裂問題があり、そのたびに大きく値を下げ、その後回復を繰り返してきました。

そして次は11月に、また分裂問題が浮上しています!

今回のキーワードは「Segwit2x」。

8月の分裂問題のときの解決策として使われてきたこの言葉が、今度は新たな分裂問題を引き起こしているのです!

この問題は、ビットコインに重大な影響を及ぼす可能性がありますので、ビットコインを所有している人や、これからビットコインを購入予定の人は、必ず認識しておきましょう。


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ビットコインゴールドと11月分裂問題は別物

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一口に「ビットコインの11月分裂問題」と言っても、実は2つのハードフォークがあります。

1つは、ビットコインゴールド。

これは、10/24に分裂しており、「11月分裂問題」とは全くの別物ですね。

8月に分裂したビットコインキャッシュのように、「単にアルトコインが1つできるだけ」ですので、ビットコインを持っていても特に問題はないです。

むしろ、ビットコインキャッシュの時のように、ビットコインを持っているだけで、同等のビットコインゴールドがもらえますので、ビットコインホルダーにとってはありがたいお話です。(ただし、ビットコインゴールド対応の取引所か、自分のウォレットにビットコインを入れておく必要あり)

もう1つが、「Segwit2x」と呼ばれているハードフォーク。

11月6日現在では、分裂する通貨の正式名称はまだ決まっていないので、ここでは仮に「ビットコイン(B2X)」として説明しますね。

こちらは、ビットコインゴールドとは違い、元のビットコイン(以降「ビットコイン(BTC)」)に影響が出ますので、傍観しているわけにはいきませんね。

最悪ケースは、「所有しているビットコイン(BTC)が、いつの間にかビットコイン(B2X)に入れ替わって価値が下がる」という可能性もあるようです。

Segwit2xは、ビットコインのブロックが494784に達したときにフォーク(分裂)する予定ですので、今のところは11月16日頃と言われていますが、多少前後するかも知れませんね。

「Segwit2x」でビットコインが分裂すれば価値が下がる可能性あり

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Segwit2xのハードフォークは、ビットコインキャッシュやビットコインゴールドのハードフォークとは違います。

11月6日現在では、Segwit2xはリプレイプロテクションが導入されずにハードフォークする方向で進んでいるため、ハードフォーク後に元のビットコイン(BTC)と新しくできるビットコイン(B2X)の判別が難しくなるようです。

例えば「ビットコイン(B2X)を送金しようとすると、いっしょにビットコイン(BTC)まで送金されてしまう」ということや、「ビットコイン(BTC)を使っていると、いつの間にかビットコイン(B2X)として扱われる」というような現象も発生するのでは?と懸念されています。

そんな中、先日 香港の大手取引所Bitfinexが、いち早くビットコイン(B2X)の先物の取引を開始しました。

そこでは、ビットコイン(B2X)の先物が、0.14BTC前後で取引されています。

つまり、ビットコイン(B2X)は、現状ではビットコイン(BTC)の1/7程度の価値しかない、ということになります。

もちろん、ビットコイン(BTC)とビットコイン(B2X)を明確に分けて扱うための手段(予め特定アドレスに少量のBTCを送金する)もありますが、手間がかかる仕様になっている(している?)ため、ユーザーが混乱することは必至ですね。


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今後どうなるかはマイナー、コア開発者、取引所の三者次第

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Segwit2xがリプレイプロテクションなしで導入された場合、ビットコイン(BTC)とビットコイン(B2X)がそれぞれ独立して共存するのは難しいようです。

では、どちらが主流になるか?

それは、8月の分裂問題の時と同じく、Segwit2xを支持しているマイナーと、Segwit2xに反対のコア開発者、そして取引所がどういう対応をするかにかかっています。

ご存じ通り、ビットコインの取引はマイナーが承認することで成り立っています。

現在、マイナーの80%以上がSegwit2xを支持していると言われており、ハードフォーク後にマイナーが一斉にビットコイン(B2X)に移行すれば、ビットコイン(BTC)の取引は大きな支障をきたすでしょう。

しかし、そのマイナーが支持しているSegwit2xは開発者が一人しかいないという指摘もあり、今回のSegwit2x自体の信頼性はもちろん、今後も開発を続けられるのか、という懸念があります。

一方、400人以上のコミュニティからなるコア開発者はSegwit2xに反対しているものの、当然マイナー不在では取引が成り立ちません。

また、取引所がビットコイン(B2X)を扱うのか扱わないのか、というのも大きな要因です。

既に先述の通り、Bitfinexはビットコイン(B2X)をビットコイン(BTC)とは別のアルトコインとして扱うことを表明しており、仮にマイナーの多数がビットコイン(B2X)に移行しても、ビットコイン(BTC)の取引は継続すると表明しています。

11月6日現在、多くの取引所はまだビットコイン(B2X)の扱いについて表明はしていませんが、取引所がビットコイン(B2X)を扱う場合、顧客のビットコイン(BTC)を消失させるわけにはいきませんので、それなりの措置を取る必要があります。

このため、ビットコイン(B2X)を取り扱わない取引所も出てくる可能性もあるでしょう。

ただし、日本の取引所では、ビットフライヤーがSegwit2xに賛同しており、おそらくビットコイン(B2X)の取り扱いも実施すると思われます。

そうなれば、日本の他の取引所も追従せざるを得なくなるかも知れませんね。

8月の分裂問題の時は、「Segwit2x」という折衷案でビットコインの分裂は回避できましたが、そのときに「単なる問題の先送りだ!」という指摘もありました。

その指摘通り、またマイナーとコア開発者の対立が再燃しています。

まさに、Segwit2xを導入して自分たちの利益と今後の主導権を握りたいマイナーと、一部のマイナーが主導権を握るのを阻止したいコア開発者(コミュニティ)の利権争いですね。

それぞれの言い分はありますが、ビットコイン分裂のゴタゴタで、ビットコイン自体の信頼が揺らいでユーザーが離れれば、マイナーもコア開発者も取引所も全員が損をすることは容易に想像できます。

8月分裂問題のときは、結果的にはそのような全員が損をする最悪ケースは回避されました。

今回の11月分裂問題も最悪ケースは回避されるのかも知れませんが、今後の対応次第でビットコイン相場の乱高下もあり得ますので、この三者の動向については十分な注意が必要ですね。

11月1日に、コインチェックがリプレイアタックに対する対策が十分であることを条件に、B2Xを付与する方針であることを発表しています。
ただし、B2Xは対策を入れない方針のため、このまま進めば付与されない可能性が高くなります。


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