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世界最大級の取引量を誇る仮想通貨取引所バイナンスが、仮想通貨の大量採用を促進することを目的とした開発者向けプラットフォーム「Binance X」をローンチしたことを発表しました。
Binance Xは、Binanceのプラットフォームとブロックチェーンエコシステム全般のイノベーションを促進するための新しい取り組みです。
バイナンスの発表によると「お金の自由を可能にするインフラストラクチャ(経済活動や社会生活の基盤を形成する構造物)を提供すること」を長期的な目標としているということです。
実際にバイナンスはそのための取り組みとしてこれまでにも様々なプロジェクトを立ち上げています。
そして、それと同時に新しい開発者向けの製品も増えてきている状況です!
今回、Binance Xがローンチされたことで、バイナンスはどのように発展していくのか?
また、仮想通貨市場全体にはどのような影響を与えていくことになるのか?
ここでは「Binance X」についての最新情報をお伝えしていきます。
なお、こちらはYouTubeでも詳しく解説していますので、是非、ご覧下さい。
バイナンスが展開するサービス一覧
現在、バイナンスが提供、または提供予定としているサービスは以下になります。
- 仮想通貨取引所
- 証拠金取引
- 先物取引
- 仮想通貨レンディングサービス
- 独自のブロックチェーン技術
- 複数銘柄に対応したウォレット
- ブロックチェーンを活用した慈善活動
バイナンスによると、このような環境を整えたことによって開発者が独自の製品やサービスを構築して活用できるプラットフォームになったということです。
Binance Xでは開発者がブロックチェーンエコシステムやBinance独自のBinance Chain、Binance.comのAPIなどといったバイナンス独自のソリューションを学び、ソリューションを作成していくのに役立てることができるようになっています。
急速に成長しているBinanceのプラットフォームに多くの開発者が関われるようにして、それをサポートしていくためのプラットフォームになるようです。
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バイナンスのパートナーシッププログラム
Binance Xがローンチされたことにより開発者たちは以下の様々なパートナーシッププログラムを活用することができるようになります。
開発者・研究者を支援する「Binance X Fellowship」
初期段階のプロジェクトを支援する「Binance Labs Incubation」
バイナンスのICOプラットフォーム「Binance Launchpad」
「Binance X Fellowship」は、暗号経済における新しいイノベーションとビジネスを生み出すための無料のオープンソースソフトウェアを作成することができる開発者をサポートするように設計されたと説明されています。
このプログラムは今年に開始されたばかりですが、すでに約40以上のプロジェクトが稼働しており、その中にはスマホアプリの「GoBNB」やバイナンスチェーン用のウォレット「BrowserBNB」の代表者や開発者も参加しているそうです。
バイナンスの今後の展望
今年、2019年に入り、様々な新サービスを展開しているバイナンス。
仮想通貨関連のニュースを見ても、バイナンス関連のニュースを見ない日が少ないくらいです。
今月8月だけでも、独自仮想通貨ヴィーナスの発表。
バイナンスコイン、イーサリアムクラシック、テザーの保有者が、それらを貸し出すことで決まった金利を受け取ることができるバイナンスレンディングのサービスの開始。
そして更には今年9月中に先物商品の取り扱いを開始することを発表したのはBinance Xのローンチが発表されたつい数日前のことです。
ここまで短いスパンで新製品やサービスを提供している取引所はバイナンス以外にありません。
世界中にあるどの仮想通貨取引所よりも活発に活動している仮想通貨取引所だと言えます。
今回、Binance Xが発表されたことによって、今後はこれまでに発表されたこれら様々なサービスの開発が加速することになりそうです。
今後もバイナンスの成長から目が離せない状況が続きそうですね。
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