この記事の【目次】
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Binanceが米国ユーザーへのサービスを停止することを決定しました。
この制限は9月12日より実施されるもので、利用規約を遵守しないユーザーに対して、Binance.comにて取引および入金が利用できなくなるということです。
ここではBinanceの米国ユーザーのサービス停止における詳細とその背景について説明します。
なお、こちらはYouTubeでも詳しく解説していますので、是非、ご覧下さい。
Binanceが米国ユーザーへのサービスを停止
Binanceが米国ユーザーへのサービスを停止することを決定しました。
この制限は9月12日より実施されるもので、利用規約を遵守しないユーザーに対して、Binance.comにて取引および入金が利用できなくなります。
一方で、9月12日以降もウォレットに保管されている資金へのアクセス出金は利用可能ということです。
この発表は、Binanceが米国への進出を発表した続報に該当します。
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サービス停止の背景
Binanceは、米規制に遵守したBinance USを設立するために、BAMというサンフランシスコ本拠地の登録送金業者と提携しました。
よって、今回の制限は米国版Binanceの開設に向けた準備と考えられます。
米国の仮想通貨トレーダー比率が最も高いとされる中で、Binanceの取引高の2〜3割を占めている米ユーザーが9月12日以降に離脱せざるを得ない状況になることが予想されます。
ただし、Binance USの運営開始のタイミングが引き継げば、米ユーザーの機会損失は最小限に抑えられるものと考えられています。
一方で、BittrexやPoloniexがSECの仮想通貨に対する不明確な見方で有価証券と定められることを懸念し、複数の仮想通貨銘柄を米ユーザー対象外にすることに動いている現状もあります。
Binance USがBinanceの独自通貨BNBの取引を提供するかどうかは、現時点では定かではありません。
また、BinanceのCEOであるCZ氏は自身のツイッターで
長期利益を得るためには、短期的なロスも必要だろう。我々はすべての短期ロスを長期利益に変えることに努めている。
と述べており、ユーザーの流失と取引高の減少に関しては、それほど心配していない様子です。
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