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あなたが、ブログやサイトを始めるにはサーバーを契約する必要があります。
サーバーとは、ネットワーク上でファイルやデータなどを保管しているコンピュータのことです。
読者は、インターネットを使ってサーバーの中にある「あなたのブログ」を閲覧します。
サーバーは、あなたの部屋に設置すること(ホームサーバー)もできますし、インターネット上で貸し出しているサーバーを借りること(レンタルサーバー)もできます。
また、1台のサーバーをまるごと一人で専用する「専用サーバー」と1台のサーバーを複数人で共用する「共用サーバー」に分かれます。
基本的に「ホームサーバー」は自宅に置くため「専用サーバー」となり、「レンタルサーバー」は必要用途に応じて「専用サーバー」と「共用サーバー」から選択します。
共用サーバーは、安価ですが共用して使用する為、独自のカスタマイズなどが制限される可能性があります。
逆に、専用サーバーは、高価で高スペックのものが多いですし、カスタマイズも比較的自由にできます。
サーバーを選ぶときのポイント
アフィリエイトを行うにあたっては、それほどカスタマイズも必要ないため「共用サーバー」で十分です。
しかし、共用サーバーなら何でもよいというわけではありません。
サーバーはアフィリエイトビジネスの運営に大きく影響しますので、「無料だから」「安いから」といった理由で安易にサーバーを選択してはいけません。
特に以下の3点は、必ず注意して選択するようにしてください。
離脱率に影響する表示スピードはSEO上非常に重要
表示スピードとは、読者が「Googleなどの検索結果の一覧からブログをクリックして表示されるまでの時間」もしくは「ブログ内で別の記事をクリックて次の記事が表示されるまでの時間」のことです。
表示されるまでのスピードは、どの種類のアフィリエイトでも非常に重要なことです。
人はクリックして表示するまでに2~3秒かかるとイライラして離脱してしまうと言われています。
離脱率はSEO上の影響が大きいため、アフィリエイトを行うにあたっては絶対に低い水準に抑える必要があります。
この表示スピードはサーバーのスペック(能力)に依存しますので、サーバー選びが非常に重要です。
一時的な大量のアクセスに耐えられる安定性が大事
同時アクセス数の許容範囲が低いサーバーを選択してしまうと、一時的に大量のアクセスがきた際に、「503エラー」が起こってしまう可能性があります。
この状況は、レンタルサーバーを提供している会社が設定している同時アクセス数の許容範囲(非公開)を越えてしまい、あなたのサイトへのアクセスが遮断されてしまっている状態です。
HTTP 503、またはエラーメッセージ Service Unavailable(「サービス利用不可」「サービスが利用できません」の意)は、HTTPステータスコードの一つ。一時的にサーバーにアクセスできないことを示す。
ウィキペディアから抜粋
つまり、レンタルサーバーを提供している会社がサーバーへの負荷を懸念し、同時アクセス数が増えないように制限がかけられていることを意味します。
この状態が起こってしまうと、遮断されている間のアクセスが制限され「読者に広告がクリックされる機会」を失ってしまいます。
同時アクセスの許容範囲が比較的広いレンタルサーバー会社については、後述しますので参考にして下さい。
【同一サーバー内に以下の3つのブログが入っている場合】
Aブログ:同時1500アクセス
Bブログ:同時1アクセス
Cブログ:同時3アクセス
上記の様に1つでも同時アクセス数が上限に達した場合、A・B・C全てのサイトに対して同時アクセス制限(503エラー)がかけられます。
特に、トレンドアフィリエイトや特化型ブログアフィリエイトは短時間に大きなアクセスを狙いますので、ある一定以上アクセスできない状況は致命的です。
そのため、「1サーバーで2サイト以上運営しない」ということをおススメします。
許容される月間転送量が多いサーバーを選択
読者が見たブログのコンテンツ量を示す転送量にも注意が必要です。
コンテンツには、記事に含まれる「文章」「画像」「動画」「音声」「ダウンロードファイル」などがあります。
ページビュー数が増えれば増えるほど、この転送量が増加していきます。
この転送量は、レンタルサーバーの会社により「月に〇〇ギガバイトまで」と設定されており、そのバイト数を超えるとサイトへのアクセス制限がかけられたり、追加料金が発生したりします。
継続的に発生する場合はサーバー拡張かサーバー移行を余儀なくされてしまいます。
なので、予め月間転送量が多いサーバーを選んでおいたほうが良いでしょう。
※1つのサーバーで複数サイト運営している場合、サーバー内全てのブログの合計でカウントされます。
どの種類のアフィリエイトでも表示スピードは意識する必要があります。
その中でも、トレンドアフィリエイトについては、短時間での集中したアクセスを狙いますので、表示スピードとは別に同時アクセスと月間転送量の2つにも警戒が必要です。
大量にアクセスを集めて稼ぐことを前提でアフィリエイトを始めるのですから、余裕を持ったサーバー選びを心掛けましょう。
アフィリエイトに最適な3つのサーバーを紹介
サーバーを選ぶポイントについて解説しましたが、初心者の方は実際にどのサーバーを選べばよいかわからないでしょう。
ここでは、アフィリエイトを行うにあたって一番最適だと考えられているサーバーを3つ紹介します。
- XSERVER
- wpXレンタルサーバー
- wpXクラウド
各サーバーの特徴を説明していきます。
XSERVERは、アフィリエイターに一番人気があり、個人で使用するサーバーの中では最高峰のスペックで安定したサーバーです。
wpXレンタルサーバーは、XSERVERをワードプレスに特化させたサーバーです。
wpXクラウドは、wpXレンタルサーバーから複数の機能(「メールアカウントの作成」「複数サイト運用」)を除き、「より高速な処理」「多段階の拡張」を重視したサーバーです。
※wpXクラウドに限っては、メールサーバーを使えませんがドメインのDNSレコード設定で別のメールサーバーにMXレコードを向けることにより、メール機能を使うことが可能です。
価格(最低グレード)
上記は、各サーバーの最低グレードの「初期導入費」と「毎月の利用料金」の比較表です。
例えば、12か月契約で比較した場合、一番安いのは断トツでwpXクラウドです。
なんと初期費用が0円で、1年間6000円(500円 × 12か月)の利用可能です。
しかもwpXクラウドは月500円にも関わらず、サーバースペック(※主に表示スピードに影響)がグレードEまでと同じであるため、非常にお得だといえます。
※最低グレードのため月間転送量の許容範囲などはかなり狭いです
なので、サイトアフィリエイトのようにあまり転送量を必要せず、大量にブログを必要とする場合はwpXクラウドが有効です。
尚、エックスサーバー(年間15000円)とwpXレンタルサーバー(年間17000円)を比較すると、エックスサーバーのほうが初期導入費は低く抑えられます。
【最低価格】
wpXクラウド >> エックスサーバー > wpXレンタルサーバー
月間転送量の拡張性
前述しましたとおり、月間転送量はサーバーを選ぶポイントの一つです。
どのくらい拡張できるかを理解した上でサーバーを選ぶ必要があります。
まず、wpXレンタルサーバーについては拡張性はありません。
エックスサーバーは「X30」という最上位のグレードが3000GB/月ですが、wpXクラウドは4000GB/月までグレードアップが可能です。
エックスサーバーもwpXクラウドもある一定水準の転送量を許容することができますが、より拡張性を求める必要がある場合はwpXクラウドが一番安心でしょう。
とは言っても、月50000円もの大金を払える人は中々いないでしょうが…
【月間転送量の拡張性】
wpXクラウド > エックスサーバー > wpXレンタルサーバー
サーバースペック(ワードプレス使用時)
サーバースペックは、主に表示スピードに影響を及ぼします。
wpXレンタルサーバーとwpXクラウドは、エックスサーバーをワードプレスに特化させて構築されているため、理論上はエックスサーバーよりも速いと謳われています。
しかし、ビジネスインフィニティで20台以上のサーバーを稼働させて検証しましたが、「実際の表示スピードの違いはあまり実感できなかった」というのが印象です。
【サーバースペック(理論)】
wpXクラウド > wpXレンタルサーバー > エックスサーバー
【サーバースペック(実感)】
wpXクラウド ≒ wpXレンタルサーバー ≒ エックスサーバー
費用対月間転送量
下記の表を見ていただくと一目瞭然ですが、エックスサーバーが2000GB/月の転送量で月額1000円であるのに対し、wpXレンタルサーバーは1500GBで1000円、wpXクラウドは2000GB/月の転送量で約5000円ということで、エックスサーバーが断トツでコストパフォーマンスがよいといえるでしょう。
エックス | wpXレンタル | wpXクラウド | |
---|---|---|---|
30GB | 500円 | ||
1200GB | 3000円 | ||
1500GB | 1000円 | ||
2000GB | 5000円 | ||
2100GB | 1000円 | ||
2500GB | 10000円 | ||
2700GB | 2000円 | ||
3000GB | 4000円 | 30000円 | |
4000GB | 50000円 |
※料金は12ヵ月契約で計算
※月間転送量は月30日で計算
【費用対月間転送量】
エックスサーバー >> wpXレンタルサーバー >> wpXクラウド
サーバー内構築の自由度とマルチドメインの利用
wpXレンタルサーバーやwpXクラウドはワードプレス専用サーバーで、ワードプレス以外のCMSやLMSを導入することができません。
また、wpXクラウドに関してはマルチドメインにも対応していない為、1契約につき1ドメインの紐付です。
それに対してエックスサーバーはサーバーを自由に使用できる構造になっている為、「HTMLサイト」や「ワードプレス・ムーバブルタイプ・EC-CUBEなどのCMS」、「Eラーニングシステムの様なLMS」まで何でも構築が可能で、マルチドメインにも対応しています。
【サーバー内構築の自由度とマルチドメインの利用】
エックスサーバー > wpXレンタルサーバー > wpXクラウド
総合的な評価とおススメのサーバー
アフィリエイトにおいての基本的なサーバー選定としては、全体的にバランスがよくコストパフォーマンスがよいエックスサーバーをおススメします。
資金が豊富にあり、「将来的な拡張」や「サーバースペック」へのこだわりが強い人はwpXクラウドでもよいです。
また、「資金を極力かけたくない人」「転送量を気にしないサイト」「沢山のブログを別サーバーで立ち上げたい人」は、初期費用が必要なく月額が最安のwpXクラウド(500円プラン:グレードA)がおススメです。
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エックスサーバーを例に契約の手順を解説
今まで、サーバーの特徴を説明してきました。
ここからは、実際に、レンタルサーバー会社と契約を結び、インターネット上にサーバーを借りていきましょう。
XSERVERとの契約の手順
ここでは、初心者にもおススメのXSERVERを例に、サーバーの契約の手順を解説していきます。
パソコンに不慣れな人もこの通りに進めて頂ければ問題ありませんので、1ステップずつ確実に進めてください。
新規申し込み
- エックスサーバー公式HPからトップページへ移動
- トップページ右上の「お申込み」タブをクリック
- リストから「お申込みフォーム」をクリック
- お申込みフォームから「サーバー新規お申込み」をクリック
- 「お客様情報の入力画面」が表示
お客様情報の入力
- サーバーIDを入力(任意設定)
- プランはX10を選択 ※ハイグレードがよい人は、X20・X30でも可
- メールアドレスはGoogleアカウントのメールアドレスを入力
- 登録区分は「個人」を選択 ※法人の場合は「法人」を選択
- 氏名・住所・電話番号などを入力
- 内容を確認し、「同意する」にチェックを入れる
- 「お申込み内容の確認」をクリック
※Googleアカウントを持っていない方は別記事を参考に取得してください。
参考:Googleアカウント作成方法とGmailの使い方。名前の変更や年齢制限解除、複数アカウント管理など徹底解説!
申し込み完了
- お申込み内容を確認
- 「お申込みをする」をクリック
- 完了画面が表示
- 24時間以内にGmailアドレスに完了メールが届く
※メール件名:「サーバアカウント設定完了のお知らせ」
インフォパネルにログイン
- メールに記載されているインフォパネルのURLをクリック
- 「インフォパネルログインフォーム」画面で「メールアドレス」と「パスワード」を入力
※「メールアドレス」と「パスワード」は、メールに記載 - 「ログイン」をクリック
- インフォパネル画面が表示
※本契約をしていないため「試用」となっている
本契約をする
- 「料金のお支払い」をクリック
- 「更新期間」を選択
- 「お支払い方法を選択する」をクリック
- 希望するお支払い方法で料金の支払いを行う
- サーバーの契約が完了
サーバーの契約を終えたら、次に独自ドメインの取得を行います。
参考:アフィリエイトにおすすめなドメイン取得業者を考察。取得手順やサーバーへの紐付け設定方法を徹底解説!
補足:お支払い方法が分からない方
- XSERVERトップページを表示
- 「お申込み」タブをクリック
- 「お申込みの流れ」をクリック
- 画面下部にある各お支払い方法のマニュアルを参照
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