ADA(エイダ)コインのロードマップ更新履歴(最新版)。2018年2月の発表で取引所拡張機能とログ送信メカニズムが追加!

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2015年2月に設立されたカルダノ財団とIOHKという開発チームによって開発されている「カルダノ」は、分散アプリケーション(DApps)やスマートコントラクトを備えたプラットフォームです。

そのカルダノブロックチェーン上で通貨として取引されているのがADA(エイダ)コインなんですね。

カルダノは、2017年9月29日にブートストラップフェーズ Byron(バイロン)がリリースされて以来、毎月ロードマップの更新を行い、開発状況を随時 投資家に公開しています。

ADAコイン(Cardano)のロードマップは毎月の月初めに更新されていますが、この記事では、2018年2月6日時点の最新ロードマップ(2018年2月5日公開)の内容を解説していきます。


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ADAコインロードマップ更新履歴(2017年12月~2018年2月)

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エイダコインのロードマップ(カルダノのロードマップ)には、大きくわけて5つの段階があります。

ここでは、ロードマップの中から、Shelleyで更新された機能についての解説をしたいと思います。

2017年12月版ロードマップで更新された機能

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12月1日のロードマップでアップデートされたのが「ウロボロスのオープンな委任機能を導入」 「ウォレットバックエンド」 「ライトクライアントの対応」の3項目です。

ウロボロスのオープンな委任機能を導入

「ウロボロス」とは、エイダコイン(カルダノ)のマイニングに採用されている、PoS(Proof of Stake:プルーフ・オブ・ステーク)アルゴリズムのことです。

ビットコインのマイニングはPoW(プルーフ・オブ・ワーク:Proof of Work)と呼ばれるアルゴリズムを採用しており、これは高い計算能力を持ったほうが有利になるため、多くの電力が必要になります。

また、一部の組織によって集中的にマイニングが行われる傾向にあります。

PoSは、その通貨の「保有量×保有期間」で計算された「coinage」という数値が大きいほうが、マイニングが有利になる(ブロック生成権を得る)アルゴリズムなのです。

この「coinage」は、少しでも通貨を持っていると得られる数値(能力)ですが、実際にマイニングに参加するためには、常にオンライン状態のPCが必要です。

このため、エイダコインは「coinage」をステークプールと呼ばれる第三者に委託することができる機能を実装し、24時間オンライン状態のPCがなくてもマイニングに参加できるようにしようとしています。

ネム(NEM)のハーベストも同じように第三者に委託する機能を持っていますね。

ウォレットバックエンド

エイダコインには、「ダイダロス」と呼ばれる専用のウォレットアプリがあります。

これも、ネム(NEM)のNanoWalletと同じようなものですね。

このウォレットも現在開発中なのですが、ウォレットの各機能をソフトコンポーネント化して、サードパーティでもダイダロスウォレットと同じ機能が簡単に実装できるようにする仕組みを作ろうとしています。

また、ダイダロスウォレット自身の開発予定の機能として、

  • ビットコインとイーサリアムクラシックの取り扱い
  • Android版とiOS版のモバイルウォレットの開発
  • ADA保有者によるマイニング報酬の獲得を可能にするステーキング機能の実装

が公表されています。

なにか、これを見るとますますネムのNanoWalletを目指しているような感じですね。

これらについても、サードパーティに公開されれば、エイダコインやカルダノネットワーク関連のアプリケーションが増えることが期待できます。

ダイダロスウォレットは公式サイトから無料でダウンロードして利用することができますが、2017年12月3日現在、リリースバージョン0.5.1が公開されています。

ライトクライアントの対応

これもダイダロスウォレットの機能の1つです。

例えば、ダイダロスウォレットの初回起動時や、前回起動してから時間がたった場合は、ブロックチェーンの同期に多くの時間がかかります。

ライトクライアントモードは、それを大幅に削減する機能(モード)ですね。

このモードでは、ブロックチェーンを全てクライアントにダウンロードするのではなく、いくつかのチェックポイントを設けて、そのチェックポイント以降の部分のみダウンロード(同期)することによって、同期時間(起動時間)を削減します。

Shelleyのロードマップには、他にも「マルチシグのトランザクション」「コンセンサスのインセンティブと手数料」「耐量子コンピューター電子署名方式」「可読性の高いアドレス」などの項目があり、これらについても現在開発中です。

2018年1月版ロードマップで更新された機能

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2018年1月に公開されたロードマップでShelleyの開発項目として更新(追加)された主な機能が「LEDGETウォレット」「デビッドカード」の2点です。

あとは、イベントとして記載されている中に「東京でのミートアップ」が含まれていました。

この東京ミートアップ以外にも「香港にコワーキングスペースを設立」「ベトナムに研究開発拠点を設立」などがあり、着々と開発が進んでいるようです。

LEDGERウォレットがエイダコイン対応

「LEDGERウォレット」といえば、あのハードウォレットの「Ledger Nano S(レジャーナノエス)」が有名ですよね?

2018年1月6日現在、レジャーナノエスは「Windows」「MacOS」「Linux」「ChromeOS」と4つのOSに対応しており、ビットコインやイーサリアムを初め多数のメジャーアルトコインをサポートしています。

そんな超メジャーなハードウォレットが、エイダコインをサポートするということは、エイダコインもメジャーなアルトコインの仲間入りですね!

エイダコインには、ダイダロスウォレットというデスクトップウォレットもありますので、状況に応じて使い分けるのがよさそうです。

エイダコインのデビッドカード

デビッドカードは、金融機関が発行する預金口座と紐付けられた決済用カードですね。

クレジットカードのように使えるけど、予め登録しておいた銀行口座などから即時にお金が引き落とされるカードです。

これのエイダコイン版ができるようですね。

使い方は、予め自分のダイダロスウォレットからデビッドカードにエイダコインを送金しておいて、それを買い物などの決済時に使用する、という手順のようです。

つまり、チャージが必要で、チャージした分だけが使える、ということですね。

銀行口座から引き落とされるように、ダイダロスウォレットで保管しているエイダコインが全て自動で使えるようになっていると、チャージ額の残高を気にしなくてもよくて便利なのですが、そのためには仲介するサービス会社が必要なのかも知れませんね。

東京でのミートアップ開催

これは「機能」ではないですが、日本で開催されるということでピックアップしておきたいと思います。

詳しい日時は公開されていませんが、東京でミートアップを開催するようです。

ただ、「ディベロッパー、および企業向け」と公表されていますので、一般の人が参加できるかどうかは微妙ですね。

カルダノプラットフォーム上のアプリに興味があれば、参加してみるのもいいでしょう。

2018年2月版ロードマップで更新された機能

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2018年2月に公開されたロードマップでは、Byronの開発項目として「取引所の拡張機能」「ログ送信メカニズム」が追加されています。

また、Shelleyの開発項目でも「IELEテストネット仮想マシンのローンチ」「香港アクセラレーションプログラム」が追加されました。

これら4つの更新内容について、詳しく説明していきます。

取引所の拡張機能

取引所でADAをより取り扱いやすくするための機能拡張が行われています。

今回、開発の発表があったのは、取引所で行う入出金のパフォーマンス改善で、その改善に対応したAPIも提供する予定とのことです。

また、現時点で、エイダコインが適応できていない取引所にも対応できるように、その他APIについても改善が進められています。

そして、「Binance」「Bittrex」の2大取引所と連携を取って、取引所の保守を改善するためのサポート追跡システムも既に作成したとのことです。

このように、取引所と綿密の連携を図り、より良い環境でエイダコインを取り扱えるように開発が進められているようですね。

ログ送信メカニズムの開発

世の中にあるどんなシステムであれ、バグ(不具合)の1つや2つは、必ず存在します。

システムのバグを「0(ゼロ)」にすることは、まず不可能であると言われています。

では、このようなシステムバグにどのように対応する必要があるかというと、「極力、起きる可能性を減らすこと」と「大きな被害に繋がる前に解決すること」です。

そこで、今回のロードマップでは、ダイダロスウォレットを使用している時に起こったバグを、バグレポートとして送信する機能が追加されました

これによって、バグに対して、早急に対応することができますし、今後起こる可能性のあるバグを事前に防いだりすることができるようになります。

IELE テストネット仮想マシンのローンチ

CARDANOプラットフォームの重要な機能であるスマートコントラクトを実施するIELEは、とても信頼性が高いものでなければなりません。
※IELEの説明は「Goguen(ゴーギャン)で実装される機能」で後述

そこで、事前にテストネット版を作成し、開発者とコミュニティ参加者に、スマートコントラクトの実装について試行と評価をしてもらえるようにするとのことです。

また、このテストネットには、開発者向けの特定のツールなども一緒に提供されるとのことです。

香港アクセラレーションプログラム

ブロックチェーン技術を利用して世界に羽ばたこうとするベンチャー企業に対して、様々な支援を実施する「Emurgo」という会社があります。

そのEmurgoが、3ヵ月から6か月の間、支援プログラムを香港に立ち上げ、カルダノプラットフォーム開発に、開発資金・場所・人を提供することが公開されました。

今までのロードマップでも、「Emurgo」は、東京オフィスでの企業向けミートアップやベトナムのホーチミン市にカルダノブロックチェーンの研究開発拠点を作るなどを公開していましたが、これらの動きと同様に、香港に拠点をしっかりと構え「包括的に」「本格的に」動き出したという感じになりましたね。


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新規に公開されたGoguen(ゴーギャン)で実装される機能

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ゴーギャンは、次世代仮想マシンであるIELEと、ユニバーサルプログラミング言語フレームワークを主な開発項目としています。

2017年12月版のロードマップでは、詳細が公表されていなったのですが、2018年1月の更新では開発項目がいくつか公表されました。

2018年2月でのGoguen(ゴーギャン)の更新はありません。

サイドチェーン

サイドチェーンは、2014年にBlockstreamという団体によって開発されたもので、ビットコインでも利用されています。

簡単に言うと、「1つの(元の)ブロックチェーンでは実現できなかった機能を改善したり、拡張したりするために作られたブロックチェーン」です。

元のブロックチェーンとの通貨の移動はもちろん、スマートコントラクトのような複雑な機能も、元のブロックチェーンをフォークすることなく、追加することができます。

エイダコインも、このサイドチェーンが実装されるようですね。

スケーラビリティ問題の対策や、スマートコントラクトなどは既に検討されているようですし、今後の機能拡張に期待しましょう。

アカウントモデル

仮想通貨では、その通貨の残高を管理する方法は大きくわけて、2種類あります。

1つはブロックチェーンに、取引データを記録する際に、残高も記録する方法です。

この方法は常に残高が参照できますので、非常に簡単ですね。

これはイーサリアムなどで採用されている方法です。

もう1つは、ブロックチェーンには取引データのみを記録する方法です。

この場合「あるアドレスから、他のアドレスへいくらの数量が移動されたか」のみを記録していくため、残高を計算する場合は、過去の取引データを累積する必要があります。

例えば、アドレスAからアドレスBへ10BTCを送金し、続けてアドレスBからアドレスCへ5BTC送金した場合に、この取引におけるアドレスBの残高は、「+10 – 5 = 5BTC」を毎回計算して求める必要があります。

これはビットコインで採用されている方法です。

カルダノプラットフォームでは、この2つを組み合わせたマルチレイヤーシステムを採用するようです。

PLUTUSコア

カルダノネットワークのスマートコントラクトの機能を利用する際に、PLUTUSと呼ばれるスクリプト言語が採用されるようです。

このPLUTUSのスクリプト言語としての「性能」や「使いやすさ」などは、まだわかりませんが、公式サイトの発表では「表現力が豊かである反面、シンプルで安全」とのこと。

カルダノプラットフォームを利用した決済システムやアプリが数多く開発され、世の中に広まっていくには、このスクリプト言語の使いやすさが非常に大きく影響します。

使いにくい言語であれば、当然誰もアプリを開発しませんからね。

是非とも、発表通りの「表現力が豊かでシンプル」に期待しましょう!

IELE仮想マシン

IELEは、ブロックチェーンでスマートコントラクトを実行するために特化したコンパイラ基盤です。

開発者が作成したスマートコントラクト用のプログラム(スクリプト)を、最適化するために設計されています。

さらにプログラム検証ツールを含む一連のプログラム分析ツールなどもリリースされるようですので、開発効率を上げることができますね。

これも、PLUTUSと同じく、開発者がより簡単に使えるような仕組みを提供できるかどうかによって、カルダノプラットフォーム(エイダコインを含む)が普及するかどうかが決まります。

ADA(エイダ)コインが上場予定の取引所

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ADAコインは、上場が公表されていた「Bittrex」「UPbit」の各取引所には、既に上場していますね。

先日は、Binance(バイナンス)にも上場を果たして、価格が跳ね上がりました。

さらに「Abucoins」「Gate」にも上場して、どんどん上場先が拡大していっています。

これ以外にもカルダノの公式サイトで公表している取引所は「Hit BTC」と「Bitt」、「Cryptopia」があります。

どちらも上場時期は明記されていないのが残念ですね。

ただ、どちらもそれほど大きな取引所ではありませんので、価格へのインパクトは小さいかも知れません。

また、ネット上では、インドで初めての仮想通貨取引所「BitIndia」への上場に期待が大きくなっていて、「上場投票への参加願い」が拡散されていますね。

エイダコインを購入するなら、最近上場したBinance(バイナンス)がオススメです。

バイナンスの口座開設は、以下の記事にまとめていますので、参考にしてください。

参考:Binance(バイナンス)取引所の登録方法(口座開設)や使い方を解説。日本語対応されて仮想通貨トレードがとても簡単!

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