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ACDコインは2018年2月15日に全日空(ANA)ホールディングスが出資する「株式会社ACD」で、ICOプロジェクトが立ち上がりました。
全日空が絡んでいるということで当時は非常に話題になり、第一期のプレセールでは、36分間で10億円相当が完売しています!
そんなACDコインが現在、価格を高騰させてきています。
その背景には大手企業との提携とWeChatのプログラムを導入したサービスを開始することが関係しているようです。
ここではACDコインの最新情報と価格高騰の原因について詳しく解説していきたいと思います。
QFPay Japanとの業務提携を発表
株式会社ACDは訪日中国人向け決済であるWeChatPayをはじめとするモバイル決済事業を日本で展開するQFPayJapan株式会社と業務提携を結んだことを発表しました。
ACDがQFPay Groupの決済プラットフォームと連携することにより、ACDコインの持つ越境ECプラットフォームとの決済連携、インバウンドマーケティングの新サービスの提供が可能になります。
さらに、世界に300万店舗を超えると言われているACDコイン利用のグローバル展開が実現されます。
今後は、日本だけではなくQFPay Groupがすでに展開する中国を含めた世界13カ国に加え、さらに展開エリアを拡大する見通しで、両グループのサービスが世界中に広く提供されていくことが期待されます。
WeChatミニプログラムの導入をサポート
またACDはWeChatミニプログラムの開発から運用までの導入サポートを行うサービスも開始しています。
WeChatミニプログラムは、中国最大のSNSであるWeChat内で様々なサービスを提供可能なダウンロード不要のアプリケーションツールです。
現在、10億人を超えるWeChatユーザーが手軽に情報収集をしたり、買い物やゲームなどを楽しんだりすることが可能なサービスになっています。
日本のSNSやWEBサイトでは中国国内から日本の情報を手軽に取得することが困難なので、中国人ユーザーはこのWeChatミニプログラムツールを利用して、日本の行政地域の観光案内や交通情報、飲食店情報などをワンタップで情報収集します。
そうすることで、日本各地の交通案内やチケット、宿泊施設の事前予約なども可能になります。
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ACDコインの上場先取引所と今後
ACDコインが上場している取引所は現在2カ所だけになります。
- Coinsuper(コインスーパー)
- DigiFinex(デジフィネックス)
DigiFinexは7月に上場したばかりですが、現在ACDコインの取引量は非常に少なく、板が薄い状態です。
売買をする場合は、Coinsuperの方がいいかもしれません。
現在、業務提携とWeChatミニプログラムの導入で一時的に価格を上げているACDコインですが、これがいつまで続くかはわかりません。
ANAの子会社が運営しているということと確実にプロジェクトは動いているということは安心材料にはなりますが、現状としては草コインの需要は非常に少なくなってきています。
いつ、価値がなくなるかわかりませんので、手放すタイミングには十分注意しておきましょう。
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